不動産流通近代化センターは24日、不動産流通4団体が共同して構築する不動産総合情報サイト「不動産ジャパン」を4月1日にリニューアルし、新規コンテンツを追加すると発表した。

不動産ジャパンのリニューアル前(左)とリニューアル後(右)

同サイトは、不動産流通4団体(全国宅地建物取引業協会連合会 / 不動産流通経営協会 / 全日本不動産協会 / 日本住宅建設産業協会)の委託を受け、不動産流通近代化センターが運営する不動産総合情報サイト。同サイトが扱う物件情報は約52万件に上り、なかでも売買物件(25万件超)は、日本で流通している売買物件の概ねをカバーしているとのこと。

今回のリニューアルでは、「日本最大級の売買物件・賃貸物件」(同社)の物件検索に便利な「マイリスト」機能を追加する。今秋には不動産会社の検索サービスや価格査定をWeb上で無料で依頼できる実証実験なども行われる見込みだ。

また、不動産の基礎知識も網羅。「買う」「借りる」「売る」「貸す」の4パターンに分け、それぞれの場合に必要な情報を提供していく。不動産取引の流れから予算の立て方、物件見学、申し込み・契約、入居後の保証・アフターサービスまで、安心・安全に取引をする上で必要な知識を網羅したという。さらに、不動産力チェックができるeラーニングも用意。不動産知識の習熟度をQ&A形式で分かりやすく学べるように、工夫が凝らされている。

トップページは、閲覧したいコンテンツが探しやすいようにデザインを改良し、このほか、独自の監督基準に基づき、新たな管理・監督体制を設けることで適正な情報提供を徹底していくという。