junkuさんが語る、写真のこだわり

「『肩肘はらず、のんびりと』が信条」と話す、「そらとぶねこ」の飼い主、junkuさん。会社勤めのため、平日は多忙で撮影とブログ更新の両方はなかなかできないことから、「週末に写真を撮りためて、週半ばにアップする」というペースで続けている。

「junkuさんのセンスが光る後ろ姿」(C)junku

カメラはいつでも準備OK

いつでもカメラは準備万端。ストロボはつけっぱなし状態で

ネコ姉妹のウルウルの瞳がファインダーをのぞきこむ、絶妙の一瞬を捉えた写真は、実はどれも200枚以上撮影した中から選りすぐったもの。「たくさん撮って、納得の1枚を選ぶこと」が、junkuさんなりのこだわりだ。最良の一瞬を見逃さないように、カメラは常に連写モード。レンズは、ネコの鼻先に寄っても取れるシグマ社製50mmマクロレンズを愛用している。

もう一つのこだわりは、「構えないこと」。カメラは常にデスクの上の手を伸ばせば届くところに置いて、撮りたいと思った次の瞬間には、シャッターを押している。「何気ない一枚を撮るためには、いつでも写真を撮れる状態にしておくことがポイントなんです。ストロボも、つけっぱなしにした状態で置いておくんですよ」

と、話している途中に、長女ネコ・りかちゃんがjunkuさんの足元に。すかさずカメラに手を伸ばすjunkuさん。ファインダーをのぞきこまず、座ったままカメラだけをりかちゃんの顔すれすれまで近づけて、連写する。

「こんな感じです」と、見せてもらった写真は、さすがの一言。トコトコ足に近づいて来るりかちゃんの、なんともいえない表情をきれいな構図でとらえていた。

「junkuさん撮影の、長女のりかちゃん。独特の表情が魅力です」(C)junku

(つづく)