西武鉄道は21日、2000系電車をかたどった「電車型警報ブザー」を発売する。外観は電車型のキーホルダーだが、付属のひもを引き抜くと大きな音が鳴り響き、周囲に異常事態を知らせる仕組みとのこと。販売場所は西武鉄道沿線の各駅売店(一部を除く)で、3000個の数量限定、売り切れ次第販売終了とのこと。価格は800円。
「入学シーズンを迎えるにあたり、お子さまから大人まで、暮らしの安全・安心にもご利用いただくことを目的とした商品です。今後も当社線をご利用いただいているお客さまをはじめ、地域のお客さまからもほほえんでいただける西武鉄道オリジナルグッズを製作してまいります。ぜひご期待ください」(同社)。
2000系は同社初の4ドア車として1977年に登場した電車。回生ブレーキ付の界磁チョッパ制御を採用した省エネ車両で、2,4,6,8両と多彩な編成があり、同社の主力車両として、ほぼ全線で活躍中とのこと。1988年にイメージチェンジをした新2000系が登場し「分割放送機能の追加や電動表示幕を車体側面に取り付ける改造をした」(同社)。近年は床下機器の低騒音化や車いすスペースの設置など、環境と共にバリアフリーの向上を目的とした改造を実施しているという。