神田うのと愛犬のロケット。「過去にはあの子と一緒にファッションショーに出たこともあるんですよ。人が大好きで、たぶん自分を人間だと思ってるんじゃないかな(笑)」

昨年12月に全米で公開され、2週連続興収第1位を獲得するなど大ヒットした映画『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』。17日に東京・六本木でジャパンプレミアが開催され、ベッキー、デヴィ夫人、神田うのら芸能界を代表する愛犬家たちが、愛犬と共にレッドカーペットを歩いた。

本作のCMでナレーションを務めたベッキーは、ラブラドールレトリバーを連れて登場。「ユウちゃんっていいます。日本版の"マーリー"です」と紹介した上で、「映画を見て本当に感動しましたし、犬が好きな人なら確実に涙を流すと思います」とコメントした。

ヨークシャーテリアの「ロケット」(オス)を抱いて登壇したうのは、「ロケットちゃんは今月で12歳。ワンちゃんで言ったらけっこうなおじいちゃんなんですけど……」。しかしその隣では、デヴィ夫人の愛犬4匹が吠え続けており、うのも思わず「うるちゃいね(笑)」。デヴィ夫人も「ごめんなさい」と謝っていた。

「映画を見れば自分の犬をもっと好きになると思います」と語ったベッキー。日本版"マーリー"とは初対面だったが、彼女によくなついていた

デヴィ夫人はチン4匹を連れて登場。「他の犬種も飼っていますが、チンを見たことがないという人もいるので連れてきました。ただ、4匹だと足に絡まって、歩きにくかったですね」

さらには研ナオコの愛犬「ジャネット」(ゴールデンレトリバー、メス)も吠え出し、「ジャネちゃん静かに!!」と叱る場面も。「この子は8歳で母親なのに、(ジャネットの)娘のほうがお利口なんですよ……」。

出演者の挨拶が一通り終わった後、突然、「皆さん長く話してらっしゃるので、もう少し話させていただいていいかしら?」とデヴィ夫人。「犬ほど人間に無償の愛をくれる動物はいないと思います。この映画は人間と犬との愛やアメリカの中流家庭の姿が、手に取れるように描かれた素晴らしい作品です」と魅力を語ったが、その後、上映前にもかかわらず結末を語ってしまい、ベッキーから、「夫人、まだ見てない方がいらっしゃるので、最後の部分は……」と注意される場面もあった。

研ナオコの愛犬・ジャネットは終始吠えっぱなし。金子貴俊はケアンテリアの「ビジン」(メス)とともに登壇

ジャネットはユウが気になる様子

舞台挨拶の後の囲み会見では、「うのさんはワンちゃんとご主人のどちらをより愛されていますか?」との質問が。「比べられないですよね……」と苦笑いしたうのだが、「私のワンちゃんを好きになってくれて、ワンちゃんもその人を好きにならないと"ブー"(笑)。でも主人も犬が好きで、ワンちゃんとの相性もよかったので結婚しました」と語った。

好きなように行動する愛犬たちに、ゲスト陣は振り回されっぱなし

また、映画にちなんで愛犬の"おバカ"エピソードを聞かれると、「姿見を玄関に置いたら、鏡に映っている自分をライバルだと思い込んだみたいで。姿見に突っ込んで見事に"鼻血ブー"してしまいました」(ベッキー)、「テーブルの上に和菓子を置いていたら、ワンちゃんがそれを食べて糞までしちゃって。あんこが散らばるし、糞も散らばるし、どっちがどっちか分別ができないし、大変でした」(金子)とのエピソードが続々と。愛犬家同士だけに、犬の話は尽きない様子だった。

フォトセッションの間も興奮して吠えまくる愛犬たち。これには芸能界を代表する愛犬家たちもてんてこまいだった

『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』は、3月27日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー。