ASUSTeK Computerは19日、Intel Core i7に対応するマイクロATXマザーボード「Rampage II GENE」を発表した。同社のR.O.G.シリーズに属するハイエンドマザーボード。価格はオープンだが、店頭予想価格は33,000円前後。本日より出荷を開始する。

「Rampage II GENE」。マイクロATXながらRampageの名を冠する

ハイエンドマザーボードとしてはめずらしいマイクロATXフォームファクタを採用した製品。チップセットはIntel X58 Express+ICH10R。PCI Express x16形状のスロットは2基で、マルチグラフィックス技術はATI CrossFireXおよびNVIDIA SLIに両対応。

トラブル時に液晶画面で状況を把握できる「LCD Poster」が付属

小型ながらもCPU用に8+2フェーズ電源回路、チップセットのIOH(X58)専用に2フェーズIOH電源回路を搭載する。サウンドには高性能オーディオチップ「SupremeFX X-Fi」を装備。CPUオーバークロック機能「CPU Level Up」や、メモリオーバークロック機能「Memory Level Up」なども利用可能だ。また、トラブル時に液晶画面で状況を把握できる「LCD Poster」も付属する。

■主な仕様
対応CPU Intel Core i7
QPI 4.8GT/s、6.4GT/s
チップセット Intel X58 Express+ICH10R
メモリ DDR3 SDRAMスロット×6(最大容量24GB)、アンバッファードDDR3 2000(OC)/1800(OC)/1600(OC)/1333/1066MHz対応
拡張スロット PCI Express (2.0) x16×2、PCI Express x4×1、PCI×1
ストレージ SATA 3Gb/s×7ポート(ICH10R×6+JMicron JMB363×1)、eSATA 3Gb/s×1ポート(JMicron JMB363)、ATA×1ポート(JMicron JMB363)
RAID ICH10R 0/1/5/10(ICH10R)
ネットワーク 1000BASE-T×1(Realtek RTL8111C)
サウンド HDオーディオ対応(SupremeFX X-Fi)
その他 USB 2.0×6ポート(+ピンヘッダにより6ポートの拡張が可能)、IEEE1394×1(+ピンヘッダにより1ポートの拡張が可能)