今週はプレイステーション・ポータブルの新色が発売されることもあってか、PSPタイトルが目白押し。PC、PS2と展開された『智代アフター』が満を持してのPSP移植となるのをはじめ、映画も話題の『ドラゴンボール エヴォリューション』、「牧場物語」や「サルゲッチュ」シリーズの最新作などが登場する。そのほかWii向け『MONOPOLY』やアニメも人気だったDS『黒執事 Phantom & Ghost』などもチェックしておこう。
ここで紹介しているゲームタイトルの発売日および仕様は記事編集時のもので、変更される可能性があります。購入前にショップあるいはメーカーウェブサイトで必ずご確認ください。また、ゲーム画像などは開発中のものを含んでいます。
2005年にPC向けとして大ヒットし、2007年にはプレイステーション 2向けに移植された『智代アフター』が、今度はプレイステーション・ポータブル向けとしてリリースされる。本作は、大人気タイトル『CLANNAD』に登場するヒロインのひとり「坂上智代」と、同じく『CLANNAD』の主人公である「岡崎朋也」との未来を描いたストーリー。メインとなる恋愛アドベンチャーの中に、「ゲームの中で遊べるゲーム」として、ロールプレイングゲームが盛り込まれているのが特徴で、こちらも本格的に楽しめる内容となっている。また、主人公以外のキャラクターに音声の入ったPS2版に対して、PSP版は主人公の岡崎朋也にも音声が入った完全フルボイス仕様。朋也の音声には、TVアニメ『CLANNAD』で朋也の声を演じた中村悠一が起用されている。智代の弟である「鷹文」がストーリーの中で創作するミニゲーム「Dungeons & Takafumis」が実際にプレイできるのも注目のポイントで、本編のストーリー展開には関係ないものの、クリアするためには50時間以上を必要とする本格的な内容となっている。
| 対応機種 |
プレイステーション・ポータブル |
| ジャンル |
恋愛アドベンチャー (RPG付き) |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
5,040円 |
| CEROレーティング |
B (12才以上対象) |
ハリウッド実写版映画『DRAGONBALL EVOLUTION』がプレイステーション・ポータブル向けの対戦格闘としてゲーム化される。映画のゲーム化ということで、登場キャラクターや数々の映画での名シーン、そして「ドラゴンボール」には欠かせない闘いのシーンなどが、PSPの画面上にて忠実に再現される。映画の豊富なコンテンツも利用されており、さまざまな資料や絵コンテも満載。映画的資料としても価値を見出せるようなタイトルとなっている。実写版映画に準じた内容となっており、「このキャラクターがこんな技を!?」「こんな対戦があるの!?」といった、原作とは一味違うキャラクター性や必殺技、新しい戦闘スタイルはまさに必見。実写版だからこそ実現できたスピーディーかつド派手なバトルが、PSP上で心ゆくまで堪能できるのがポイントだ。映画のストーリーが再現される「ストーリー」モードのほか、COM対戦が楽しめる「アーケード」モード、さらにはPSPのアドホックモードを活かした「通信対戦」モードによって、2P対戦も可能となっている。
| 対応機種 |
プレイステーション・ポータブル |
| ジャンル |
対戦格闘 |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
5,040円 |
| CEROレーティング |
B (12才以上対象) |
畑を耕し、野菜を育て、動物たちとふれあいながら牧場生活を体験。収穫したものでお金を稼いで、家を増築したり、新しい道具を買ったり、釣りや採掘、競馬レースを楽しんだりしながら、村に住んでいる人と仲良くなっていき、ときには恋が芽生えて結婚も! そんな自分だけの牧場生活が楽しめる「牧場物語」シリーズの最新作がプレイステーション・ポータブル向けに登場する。本作の舞台はシュガー村。レジャーランド建設のため、なくなってしまう予定のこの村に、じいちゃんの牧場の荷物を整理しに訪れた主人公は、女神さまに村をなくさないでほしいと頼まれる……。これまでのシリーズ作品同様、本作でも個性豊かな村の人々とのふれあいを通して、さまざまなストーリーが展開。その中で村を守る方法もきっと見つかるハズだ。もちろん、恋愛対象となるキャラクターと進めるストーリーも用意されている。無事に平和を取り戻した後は、さらに自由に牧場生活を楽しむことができる。
| 対応機種 |
プレイステーション・ポータブル |
| ジャンル |
牧場生活シミュレーション |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
5,229円 |
| CEROレーティング |
A (全年齢対象) |
「サルゲッチュ」シリーズ初となる、ピポサルならではのおバカなノリが満載の"おサルなRPG"『サルゲッチュ ピポサル戦記』。うっかり魔物の封印を解いてしまった"ピポサル王子"が繰り広げるちょっとマヌケな大冒険がプレイステーション・ポータブルで展開される。主人公はおバカ王子。トキシカ王国の未来を背負う王子で、王様の命令によって修業に旅に出て、究極のプリンスを目指す。武器や必殺技を駆使して戦うコマンドバトルやミニゲームを通して得られる経験値をためることで主人公はレベルアップする。白熱のバトルでは「コノバッカモーン」「ホームランカットバス」「ダンシングウッキー」といったピポサルならではの"おバカワザ"が炸裂。さらに、ユニークなおたすけサル「ピポダッチ」と仲良くなれば、バトル中に呼び出して攻撃をサポートしてもらうことができる。ただし、ピポダッチは商売人のため、毎回お金を要求されるので要注意だ。冒険中、ちょっとマヌケな"サルゲーイベント"がテンコ盛り。経験値をゲットして、お金を稼いでいこう。
| 対応機種 |
プレイステーション・ポータブル |
| ジャンル |
おサルなRPG |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
4,980円 (UMD版)
3,800円 (ダウンロード版) |
| CEROレーティング |
A (全年齢対象) |
美少女コンテンツ雑誌『E☆2(えつ)』誌上で好評を博した、天広直人氏と野村美月氏の強力タッグによる『羊くんならキスしてあげる☆』がプレイステーション・ポータブル向けにゲーム化される。本作は原作版をベースとしながら、ゲームならではのストーリーや原作版とは少しノリを変えたショートストーリーを追加。原作版のゆったりとした雰囲気とは異なる、ゲームならではのハプニングやワクワクにあふれた雰囲気が存分に盛り込まれている。本作の特徴は、グラフィカルノベルを読むような感覚でゲームを進められる「La Novel (ラ・ノベ)」システム。携帯性を重視し、片手でもプレイできるようにPSPを縦持ちする画面システムを採用している。それによって、従来の横長画面では小さくなってしまったキャラクターが、ほぼ全身で表示できるのがポイントとなる。ストーリーは、選択肢で各ヒロインの好感度を上げることにより分岐。最終的にどのヒロインから「キス」されるのか? エンディングはプレイヤー次第となる。
| 対応機種 |
プレイステーション・ポータブル |
| ジャンル |
アドベンチャー |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
8,820円 (限定版)
5,040円 (通常版) |
| CEROレーティング |
B (12才以上対象) |
世界で約2億個売れているという大人気ボードゲーム『MONOPOLY(モノポリー)』がWii向けソフトとしてリリースされる。本作はゲーム機、つまり"コンピュータ"という特性を生かし、ユーザーはお金の計算などの悩ましい作業から解放され、戦略やコミュニケーションに専念することが可能。より深いMONOPOLYの世界を体感することができる。ゲーム内容は非常に単純で、ダイスを振って、出た目の数だけ進み、止まったマスに従って、他のプレイヤーと不動産をめぐっての駆け引きを行うだけ。シンプルなルールだが、ここにMONOPOLYの魅力が凝縮されていると言って過言ではないだろう。ゲームモードは、標準的な「MONOPOLYエディション」のほか、MONOPOLYのマップを使った簡単なルールのMONOPOLYを楽しめる「Richestエディション」、そしてこの「Richestエディション」で使用するミニゲームの練習ができる「ミニゲーム」といった3つが用意されている。「MONOPOLYエディション」では細かいルール設定が可能となっており、さまざまなローカルルールで最大4人までがプレイ可能となっている。
| 対応機種 |
Wii |
| ジャンル |
ボードゲーム |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
6,090円 |
| CEROレーティング |
A (全年齢対象) |
月刊「Gファンタジー」(スクウェア・エニックス刊)の人気連載で、TVアニメも話題となった『黒執事』が、今度はニンテンドーDS向けソフトとして登場する。原作の枢やな氏が、ゲームに登場するオリジナルキャラクターを描き下ろしているほか、すべてのキャラクターの総作画監修を担当。ゲームのオリジナルストーリーの監修も枢やな氏が行っているので、高いクオリティが期待できる。また、TVアニメ版と同じキャストによるボイスが新規で収録されている点も見逃せないところだ。ゲームのプレイヤーキャラは、「セバスチャン」と「シエル」で、章のはじめ、または進行の途中でいずれかの視点で物語を進めていくかを決める「ダブルビューモード」を採用。選択肢によってストーリーが分岐するマルチエンディングとなっているほか、「セバスチャン」と「シエル」の両シナリオをクリアすると、新たなる展開も!? 途中で発生する「ミッションモード」ではミニゲームをプレイ。上手くクリアすると、特殊なアイテムがゲットできたり、その後の展開が有利になったりする。
| 対応機種 |
ニンテンドーDS |
| ジャンル |
主と執事の冒険 (アドベンチャー)ゲーム |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
9,800円 (限定版)
5,490円 (通常版) |
| CEROレーティング |
A (全年齢対象) |
新宿歌舞伎町に事務所を構える私立探偵「神宮寺三郎」がさまざまな難事件を解決する本格的推理アドベンチャーゲーム「探偵 神宮寺三郎」シリーズ。1987年に第1作目がリリースされて以来、20年以上の歴史を誇る本シリーズの最新作で、ニンテンドーDS向けとしては3作目となる『探偵 神宮寺三郎DS 伏せられた真実』が登場する。本作において主人公・神宮寺三郎は、ある事件をきっかけにマスコミから注目を集め、「名探偵"J"」としてワイドショーを賑わす。そんな騒ぎも沈静化したある日、事務所に美人姉妹が現れ……。ゲームの基本システムは、第1作目から変わることのない、オーソドックスなコマンド選択型アドベンチャー。しかし、ニンテンドーDS向けの本作は、タッチペンによる操作がポイントとなる。調査の"鍵"をタッチペンで探り出す「捜索モード」をはじめ、相手の表情や仕草を確認しながら、鋭いトークで心理を見抜く「TPS(トークプロファイルシステム)」を搭載。また、携帯アプリ版「神宮寺」シリーズ5本やドタバタコメディ「謎の事件簿」シリーズも要注目だ。
| 対応機種 |
ニンテンドーDS |
| ジャンル |
推理アドベンチャー |
| 発売予定日 |
3月19日 |
| 価格 |
3,990円 |
| CEROレーティング |
C (15才以上対象) |
