米Hewlett-Packard(HP)は3月16日(現地時間)、米Boston Powerの「Sonata」テクノロジを採用したノートPC向けリチウムイオン・バッテリーの発売を開始した。

Sonataは2007年1月にDEMO 07で技術デモが披露されたリチウムイオン・バッテリープラットフォームだ。セルの構成や接続方法、セル内の化学反応処理などを根本的に見直し、安全かつ長寿命なリチウムイオン・バッテリーを実現した。HPによると「通常のノートPC用バッテリーの3倍に相当する約3年間もの間パフォーマンスを維持できる」。同社は、Sonata採用のバッテリーを米ノートPCベンダーとしては初めて3年間の保証付きで提供する。

価格は149.99ドル。対象モデルは、HP Pavilion dv4/ dv5/ dv6、HP HDX 16、HP G50/ G60/ G61/ G70/ G71、Compaq Presario CQ40/ CQ45/ CQ50/ CQ60/ CQ61/ CQ70/ CQ71など。