SBI証券は18日より、CFDの取引を開始する。CFD(Contract For Difference、差金決済取引)は、株式や株価指数先物、金や石油など様々な金融商品を実際に保有せず、一定額の証拠金をあらかじめ取引業者に預託し、それを担保に投資対象の売買の差額で決済する取引。レバレッジ効果もあり、FXに似た仕組みの金融商品だ。
SBI証券で取り扱うCFD取引は、「株価指数CFD」、「株価指数先物CFD」、「商品先物CFD / 商品現物CFD」の3種類。いずれもインターネット上で、利用者と証券会社との一対一で行う、相対取引で行われる。なお、18日より取引を開始するには、16日19時~24時頃までにCFD取引口座を開設する必要がある。
取り扱い銘柄は計43銘柄(3月18日開始時点)、最大レバレッジは約20倍、取引手数料は新規・決済ともに無料。取引時間は原則、土曜日7時~月曜日7時(夏時間は土曜日6時~月曜日6時)を除く時間帯で、休日・取引時間外を含む24時間、売買注文を受け付ける(システムメンテナンスなどによる時間変更あり)。売買注文の執行条件は成行 / ダイレクト成行/指値 / 逆指値 / OCO / 連続。ロスカット・ルールは顧客の証拠金が必要証拠金の30%を下回った場合、顧客のポジションの全部を反対売買する。詳細は同社のサイトにてチェックできる。