ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開するアイシェアはこのほど、「家事事情」についての調査を行い、その結果を発表した。調査は2月23日~26日の期間、同社のメール転送サービス「CLUB BBQ」の会員を対象に行われ、20代~50代の男女455名が回答を寄せた。

1番嫌いな家事のトップは「掃除」(45.1%)で、2位の「料理」(14.3%)とは30ポイント以上の大差がつく結果となった。掃除嫌いが多くみられたのは女性(58.9%)と30代(50.0%)で、ともに半数以上のポイントを獲得。3位は「家事は一切しない」(18%)、4位は「洗濯」(13.2%)が入り、「全部大好き」(6.6%)は1割にも満たなかった。

「家事の中で1番嫌いなのはどれですか?」 アイシェア調べ

家事をする人限定で、外出先から帰ってきたときに自動で終わっていてほしいと思う家事は何かと尋ねると、1位は嫌いな家事と同じく「掃除」(48%)、2位が「料理」(29.5%)、3位が「洗濯」(18.2%)との結果に。年代別にみると、20代では「料理」(36.3%)と「掃除」(35%)がほぼ同数だった。また「洗濯」が終わっていてほしいと思う人は、男性(22.1%)の方が女性(14.0%)より多いことが分かった。

続けて、今よりもっと進化して家事時間の節約ができるようになるなら欲しいと思う生活家電を聞いたところ、1位は「掃除機」(48.0%)で約5割のポイントを獲得。2位には「洗濯機」(27.9%)が入り、上位2つの回答率が下位を大きく引き離す結果となった。以下3位に「レンジ・オープン」(5.9%)、4位に「炊飯器」(2.9%)、5位に「冷蔵庫」(2.1%)がランクインしたが、いずれもポイントは10%以下だった。人口知能で状況を判断して掃除するロボット型の自動掃除機が市販されているが、今後価格が下がって購入しやすくなると、掃除嫌いの女性にとって必需品となるかもしれない。