女優の戸田恵梨香が14日、都内映画館で主演映画『恋極星』の初日舞台挨拶を行った。
同作は、知的障害を持つ弟・大輝(若葉竜也)を抱えて人生に絶望しかけたヒロイン・菜月(戸田)が、幼馴染みの颯太(加藤和樹)と11年ぶりに再会し、惹かれ合うというラブストーリー。漫画誌『別冊フレンド』(講談社刊)に連載された『君に光を』を映画化した作品で、写真家AMIY MORIの初監督作品。戸田恵梨香が、恋をすることで女性らしい女性に変化していくヒロインを丁寧に演じた。
舞台挨拶に立った戸田は「切ないラブストーリーです。皆さんに大切な何かが届いて欲しい」と挨拶し、「菜月は、とても強く意志のある子。これを意識しながら考えて演じました。ストーリー展開が激しく、複雑な思いもありましたが、颯太と恋愛することで変化していく菜月を見ていただければ」とメッセージを送った。オール北海道ロケで撮影され、「凄く寒かったですけど、空気がキレイなので気持ちが良かったですね。でも、本番中に吹雪がやってきて、目が開けられなくなっちゃったこともありました(笑)」と撮影エピソードも披露した。
『恋極星』は、シネ・リーブル池袋、新宿武蔵野館ほか全国公開中。