国土交通省は13日、高速道路料金の値下げの実施について公表した。大都市圏をまたいで地方部の高速道路を利用した場合、上限額が1,000円ではなく2,000円となる"二重取り"が問題となっていたが、4月29日からは、東京・大阪の大都市圏と札樽自動車道・名古屋2環を経由する場合と、飛び地の有料道路についても上限1,000円となる。
土日祝日の高速道路料金値下げ(終日5割引上限1,000円)は、本州四国連絡高速道路と東京湾アクアラインで20日より、地方部(大都市圏をまたぐ場合など除く)で28日より開始する。なお、首都圏中央連絡自動車道、名神高速道路を経由する場合も28日より上限1,000円で利用できる。大都市近郊区間の土日祝昼間(6~20時)3割引は28日より実施となる。30日からは地方部、平日全時間帯において3割引以上が適用されるが、昼間(9~17時)の3割引は100km制限がかかるとのこと。
今後は割高区間(飛騨トンネル等)の終日3割引、土日祝の観光バス3割引、時間帯割引の100km制限の緩和などを導入する見込み。詳細はこちらより確認することができる。