河合楽器製作所は、楽譜認識&作成「スコアメーカー」の作曲・編曲に便利な機能や、より効率的な編集機能を追加する「スコアメーカー拡張キットシリーズ」を発売する。種類は「作曲拡張キット」、「編集拡張キット」、「ファイル管理ツール」の3種類。発売日は3月18日。価格は作曲拡張キット、編集拡張キットが9,800円、ファイル管理ツールが7,000円となっている。販売はダウンロード販売にて行う。

「スコアメーカー」は、市販の楽譜をスキャナーで読み取って、楽譜データを作成し、編集、印刷、演奏できる楽譜認識&作成ソフト。作曲や編曲に便利な機能を追加するモジュールである作曲拡張キットは、データ化した楽譜からの編曲や、新しいメロディー、リズムなどの制作に便利な機能を追加。メロディーや、リズムを変える操作を、直感的に行うことができる。

また編集拡張キットは、効率的にこだわりの楽譜を作成可能にする編集機能をまとめて収録。音符や休符の結合、演奏時における警告の臨時記号の追加などの操作を、さらに効率よく作業することが可能だ。

ファイル管理ツールは、「スコアメーカーシリーズ」で作成された楽譜の一括管理を可能にするツール。このツールを用い、「スコアメーカーシリーズ」のSDX、SDFの楽譜データや、SMFデータも全て一括で管理することが可能だ。また、頻繁に使う楽譜は、楽譜リストに追加し、検索の手間を省くこともできる。

左から作曲拡張キット、編集拡張キット、ファイル管理ツールのそれぞれ画面イメージ

対応OSは3種類とも、Windows Vista / XP / 2000 日本語版。なお、作曲拡張キットと編集拡張キットは、「スコアメーカーFX3 Pro」の追加ソフトウェアのため、スコアメーカーFX3 Proのインストールが必須とのこと。