インターワイヤードが運営するネットリサーチサービス「DIMSDRIVE」は12日、景気に関するアンケートの調査結果を公表した。同調査は1月28日から2月11日にかけて、10代以上のDIMS DRIVE登録モニター10,233人から回答を得た。

昨年に比べた景気の落ち込みについては「かなり」「ある程度」「少し」を合計した92.8%が不景気を感じているという結果に。「かなり感じている」の値は女性44.1%に対し、男性は54.4%と10ポイント以上も高く、男性の方がより強く不景気を感じているとのこと。

昨年と比べた節約の度合いを尋ねたところ、節約していると回答した割合が最も高かったのが「外食費」で75.5%。次いで「普段の食費」(73.0%)と続き、食費を節約している家庭が多いことが分かる。以下は「ファッション費」(70.1%)、「趣味費」(68.0%)、「交際費」(66.9%)の順。

また、従業員が減少した企業に勤める人の約3割が「個人の仕事量が増えた」と感じており、1人当たりの負担が増えたことが窺える。このほか、定額給付金の使い道を尋ねたところ、「生活費に充てる」が38.6%と最も多く、「貯金・貯蓄」(30.0%)がそれに続いた。定額給付金の景気対策について効果がなさそうと回答したのは68.4%に上り、さらに、「かえって景気が悪くなりそう」(8.9%)を加えると、77.3%が「景気対策効果は無さそう」と感じているようだ。