いよいよ今週末はホワイトデー。女性陣はどれだけホワイトデーのお返しを回収できるだろう。ネットマーケティングを展開するアイシェアが11日に発表した調査結果では、20代~50代の女性回答者493人が前年のホワイトデー回収率を振り返っている。
同調査によると、2008年のホワイトデーのお返し回収率は、「全部お返しをもらった」(44.2%)が堂々のトップ! 若い世代ほど100%の回収率を誇り、20代では61.8%が完璧に回収していたという。ところが全体の2位は一転して「まったくお返しをもらわなかった」(17.5%)。その傾向は40代(23.4%)から一気に増え、50代では30.0%とおよそ3人に1人が未回収に終わったようだ。
やはり本命からお返しがなかったら「悲しい」(複数回答、41.8%)という感情が最も多かったが、続く2位は「期待していないのでなんとも思わない」(32.5%)と冷静で、その順位間には温度差もうかがえる。しかし、「期待していない」とした人でもその他のコメントをよく見ると「ちょっと寂しい」、「次回からのモチベーションが下がる」と、少し不満もあるようだ。また、「ありえない」、「お付き合いをやめる」などの激しい意見もあった。一方、「相手が忙しかった」のではと男性を労わる意見や、「催促をする」行動的な人、「一緒に食べましたから」と笑って許すおおらかな回答もみられ、感じ方は人それぞれのようだ。
一方、義理チョコのお返しがなかった場合は、「期待していないのでなんとも思わない」という感情が60.6%と大多数。さらに「お返しがない方が気が楽」(27.0%)と続いた。義理チョコのお返しを期待していないのは20代(67.7%)で最も多く、お返しがないことへの"ご立腹率"が高いのは30代(18.6%)だった。意見の中には「その人の常識はちょっと疑う」、「セコイなと呆れる」といった厳しい意見もあった。お返しをくれなかった人には二度とあげないという決心以外では、「義理でも返す気ないならはじめから受け取らないでほしいと思う」、「人付き合いのマナーや気遣いが足りない」、「今後の付き合い方は考える」と、お返しをくれなかった人の印象まで左右してしまう意見もあった。