今週の家電"売れ筋"週間ランキングでは、炊飯器の人気機種をチェックしたい。ランキング集計には、売り場面積約5,500坪で都内最大級の品揃えを誇るヤマダ電機 LABI品川大井町店にご協力をいただいた。

3月3日~3月9日家電"売れ筋"週間ランキング - 炊飯器編

順位 メーカー 型番
1位 パナソニック SR-HA101
2位 三洋電機 ECJ-XP1000
3位 象印マホービン NP-JC10
4位 象印マホービン NP-HZ10
5位 パナソニック SR-SU103
6位 三菱電機 NJ-TE10
7位 パナソニック SR-SW103
8位 日立製作所 RZ-HG10J
9位 東芝 RC-10PH
10位 タイガー魔法瓶 JKH-A100

今週の"売れ筋"ランキングでは、2008年9月に発売されたパナソニックのIHジャー炊飯器「SR-HA101」が1位となった。「蓄熱ダイヤモンド銅釜」と「4段全面IH」を採用することで、全面からの強火加熱を実現するほか、お米ひと粒ひと粒に熱を伝える「大火力うま味キャッチャー」も搭載している。デザイン面では、「フラット天面パネル」の採用により、コンパクトでスマートなボディとしたのも特徴。容量は1.0L(0.5~5.5合)。店頭実売価格は、3万2,000円前後(2009年3月11日現在)。

パナソニックのIHジャー炊飯器「SR-HA101」 ※シルバー

セールスアドバイザー 迫田圭史さん

同店セールスアドバイザーの迫田圭史さんは「パナソニック(旧ナショナル)は、IHの元祖。SR-HA101は同社のみが採用する『4段IH』による、ふっくらとした炊き上がりが好評です」話す。また、コンパクトなサイズでシングル層からの人気も高いという。

2位となった三洋電機の圧力IHジャー炊飯器・匠純銅 おどり炊き「ECJ-XP1000」は、店頭実売価格が9万円前後(2009年3月11日現在)の高級モデル。機能として注目したいのは「匠炊きコース」で、「広告力が弱かったにもかかわらず、"職人さんが炊いたようなお米が炊ける"とネット上などの口コミで評判となり、一気に話題となった製品です」と迫田さんもおすすめする製品だ。

なお、迫田さん曰く「省エネで選びたいならば8位にランクインした日立の『RZ-HG10』。保温力を求めるならば東芝製品」だという。炊飯器でも「用途に合わせての製品選びが要となってきます」とのことだった。