11日、高速道路の休日料金値下げについて、完全実施が4月下旬頃にずれ込むことが分かった。

国土交通省(国交省)によると、高速道路の休日料金値下げについては、先の発表通り、本州四国連絡高速道路と東京湾アクアラインについては20日より、そのほかの高速道路については28日より、実施されるという。ただし、料金体系の異なる大都市圏を経由した場合のための、料金徴収システムの改修が28日に間に合わない見通しで、対応が完了するのは4月下旬になるとのこと。

そのため、当面は大都市圏を経由して地方間を移動する場合、その前後の区間で「上限額1,000円」がそれぞれ課金される。そのため、利用者は上限2,000円と別途大都市圏の通行料金を支払うこととなる。なお、4月下旬以降は大都市圏を経由しても上限1,000円で乗ることができる見込み。

高速道路料金の料金徴収

なお、同遅延を受けての、ETC車載器の購入助成期間などへの影響は無いという。助成を受けるためには、12~31日の間に、ETC車載器新規導入助成取扱店で、ETC購入前に申し込む必要がある。ETC車載器新規導入助成取扱店はこちらでチェックできる。