米AMDと米Seagateは3月9日 (米国時間)、Everything Channel Xchange Conferenceにおいて通信速度6GbpsのシリアルATAドライブの実動デモを公開した。
デモでは、6Gbps シリアルATAを用いたハードディスクドライブBarracudaのプロトタイプにAMDのチップセットのプロトタイプを組み合わせて、3GbpsのBarracuda 7200.12と、デスクトップPCにおける動作パフォーマンスの違いを比較した。その結果、3GbpsシリアルATAドライブが2.5Gbps以上、6Gbpsドライブはおよそ5.5Gbpsだった。
シリアルATA 6Gbpsは、Serial ATA International Organization (SATA-IO)によりSerial ATA Revision 3.0に組み込まれている。デモに使われたシリアルATA 6Gbps技術は、Rev. 3.0におけるSATA-IOの設計目標に従い、低消費電力と前世代との互換性の維持を実現している。