ウェザーニューズは9日、全国の公園や学校などを対象とした約1万カ所の桜を対象にした「第2回開花予測」を発表した。
同社によると、今年の桜の開花は、過去5年の平均と比べて西日本で3~5日程度早く、東日本では同じ時期になる見込み。北日本では、記録的に開花が早かった2008年に比べ遅れる可能性が高いものの、過去5年の平均と比べると2日ほど早い開花が予想される。具体的には、ソメイヨシノが開花するのは、3月16日ごろの九州北部(福岡県)を皮切りに、九州全土が3月23日までに、四国地方が3月18~25日、中国地方が3月23~30日、近畿地方が3月24~29日、中部地方が3月23日~4月7日、関東地方が3月23日~4月1日、東北地方が4月5~23日、北海道が5月1日となる見込みとしている。
一方、同社が3月5~7日に全国の桜を対象に行った"つぼみ調査"では、特に九州北部・高知ではつぼみが他のエリアと比べてすでによく膨らんでいるものが多く、この一週間で著しい生長が見られていると報告されている。これにより、同社では今年の桜の開花は平年よりも早い傾向にあるとの見方を示している。