TBS系列で放送されたドラマを映画化した『ROOKIES ―卒業―』が、5月30日に公開される。本作の前売券が発売開始されたことを受け、8日に六本木ヒルズアリーナで記念イベントが開催され、二子玉川学園高校の野球部員を演じた市原隼人、小出恵介、城田優、高岡蒼甫、佐藤健らが出席した。
当日は、5万通を超える応募の中から選ばれた1,000人のファンが会場に集まった。市原をはじめ9人の出演者が登場し、会場内のレッドカーペットを歩くと大歓声に包まれ、一気に興奮の渦に。「この雰囲気が本っ当に最高! こんなに集まれてくれて、すごく嬉しいです」と市原は挨拶した。
続いて高岡が、「どうも、色男です(笑)。今日は違った意味で緊張しているんですけど……」と、先日の不倫報道を連想させる発言が飛び出し、他の出演者から「よっ!!」「色男!」と茶化されてしまう一幕も。その直後に挨拶した桐谷健太も、「こんにちはー! 色男です!! ……そうでもないな(笑)」とコメントし、観客の笑いを誘っていた。
市原はファンのリクエストをもとに、劇中のセリフ「あったりめーだ、バカァ!!」を生披露。「緊張するわ……」と言いつつも2パターン披露し、会場のファンも大感激だった |
高岡には「キセキ」(GReeeeN)の生歌のリクエストが。ときどき音程を外しそうになりながらも熱唱する高岡にニコガクメンバーが加わり、会場のファンも巻き込んでの大合唱に |
本作で熱血教師・川藤を演じた佐藤隆太はスケジュールの都合により欠席だったが、「『ROOKIES』はみんなが主人公ですから。いままでと変わらず、いやそれ以上の応援をしてやって下さい。我々と一緒に、皆さんも『ROOKIES』を盛り上げていきましょう! 夢にときめけ! 明日にきらめけ!」とビデオメッセージが寄せられた。
野球部のキャプテン役の小出には、「生で号令を聞きたい」とのリクエストが。ニコガクメンバー全員で肩を組み、出演者や観客とともに「いくぞ! ゴー! ニコガク、ゴー!」と絶叫 |
マイギター(?)も持参して「モルダウの流れ」を熱唱した桐谷健太。だが途中で、「♪ニャニャーニャニャニャー……」と歌詞を忘れてしまい、「覚えられなかったです」と苦笑い |
ドラマ、映画の撮影を経て、チームワークのよさに磨きがかかった印象のニコガクメンバーだが、映画公開を機に本シリーズからも"卒業"となる。「正直、寂しいですよね。この1年間、本当に一生懸命やってきたんで」と小出も感慨深げな様子。「でも、現場のスタッフや出演者たちで作った『ROOKIES』が、これからは皆さんの『ROOKIES』になっていくので、かわいがっていただけると嬉しいです」。市原も、「『あいつに負けないようにがんばろう』とみんなが思いながら、その相乗効果ですごくいいチームワークができたと思います。皆さんもぜひ見て下さい」と語り、ファンから惜しみない拍手が送られた。
「ニャー!」を生で聞きたいとリクエストされた五十嵐隼士。「今世紀一番のを聞かせます」と豪語しつつ、実際にはかわいらしい「ニャー!」を披露。「(佐藤)健を意識しました(笑)」 |
「絶対にできないです」と言いながらも、リクエストされた背面キャッチに挑戦した佐藤健。これを1回目で成功させると、会場からもひときわ大きな歓声と拍手が起こった |
城田優は出演者のものまねを披露することに。平泉成を真似して大爆笑が起きるも、「微妙だったね……」と納得がいかない様子。出演者からも「たけしさんが入ってる」との声が |
「豪快な空振りが見たい」とリクエストされた川村陽介には、「いつものお願いします!」と激励が。「シャー!!」と叫んだ後、バットの空を斬る音が聞こえるほどの一振りを見せた |
なお、この日のイベントでは、公式サイトで募集した「ニコガクメンバーにコレやって欲しい」の結果が発表され、メンバーが実演するコーナーも。メンバー全員で肩を組み、キャプテン役の小出の号令で「ゴーニコガクゴー!」を披露し、GReeeeNの「キセキ」を熱唱するなど、ファンも巻き込んでの盛り上がり。また、イベントの最後にはニコガクメンバーがファン1,000人とハイタッチし、ファンとの親睦を深めていた。
映画『ROOKIES ―卒業―』は、5月30日より全国ロードショー。