NHK総合のバラエティー番組『爆笑オンエアバトル』(毎週木曜 24:40~25:09)の「第11回チャンピオン大会~ファイナル~」が7日、埼玉・戸田市文化会館で行われ、昨年に引き続きトータルテンボスがチャンピオンに輝き、2連覇を達成した。
今年度、参加した188組(OAを獲得したのは86組)のうち、ファイナルに進んだのは、ギャロップ、フラミンゴ、我が家、流れ星、ななめ45°、アームストロング、パンクブーブー、ハマカーン、タイムマシーン3号、超新塾(以上、ネタ順)の10組と、昨年度チャンピオンでシード権を得たトータルテンボスの全11組。セミファイナルで1042キロバトルという高評価で1位通過した超新塾がラストになるなど、大会は最後まで結果の分からない熱い闘いが繰り広げられた。
結果、チャンピオン大会ファイナルとしては、昨年、自らが獲得した最高得票1026キロバトルを上回る、史上最高の1034キロバトルを獲得し、トータルテンボスが2連覇を達成。藤田憲右は「ヤッターっていう気持ちですね! 去年は綿密に長い時間をかけて、優勝をとりにいこうと思ってとった。今回はチャンピオンに恥じないネタをやれたらいいと思っていたので、ほっとしました」と、プレッシャーから解放された喜びを語った。
また、1カ月前に出来たというネタについては「100点のネタを120点に仕上げました。今日はワンランク上のネタになった」というほど精度を上げ、大会を振り返り「(今日は)出来も一番いいし、掛け合いも普段よりいい感じで、実力以上の力が出せたと思う。これで負けたらしゃーないと思ってた」(藤田)。「(ネタ順が)3番目と早かったので恐いと思った。運がなかったかなって思っていたんですけど、2人の出来も良かったので、終わった後、負けてもいいと思った」(大村)と、2人とも勝敗以上の最高の仕上がりに満足していた。
昨年度チャンピオンのトータルテンボス。登場時は、会場からひと際大きな拍手と歓声が起こり、二人はイタリアンレストランの店員と客の漫才を披露。ネタ終了後、審査員から投票された玉の多さに、大村朋宏は「見た感じ、優勝はあります!」と自信をのぞかせていた |
最後に、藤田は「ここまできたら、来年もチャンピオンとりたいですね! 前人未踏の三連覇を狙いたい!」と決意表明すると、大村が「それか(チャンピオンのまま)オンバト終わらないかなぁ(笑)」とボケ、大会終了後も冴え渡ったトークを見せてくれた。
なお、ファイナルの模様は、NHK総合テレビで19日(22:00~23:27)に放送。