マイクロソフトは6日、2009年3月におけるセキュリティ情報の事前通知を発表した。事前通知とは、3月11日に正式に発表されるセキュリティ情報をあらかじめ通知するものであり、現時点では、セキュリティ情報の識別名としてソフトウェア名を使用している(正式な公開時には、セキュリティ情報ID番号が付与される)。
緊急なセキュリティ情報
今回、発表された「緊急」に該当するセキュリティ事前通知は1件で、以下の通りである。
Windowsのセキュリティ情報
影響を受けるソフトウェアは次の通り。
- Microsoft Windows 2000 Service Pack 4
- Windows XP Service Pack 2およびWindows XP Service Pack 3
- Windows XP Professional x64 EditionおよびWindows XP Professional x64 Edition Service Pack 2
- Windows Server 2003 Service Pack 1およびWindows Server 2003 Service Pack 2
- Windows Server 2003 with SP1 for Itanium-based SystemsおよびWindows Server 2003 with SP2 for Itanium-based Systems
- Windows VistaおよびWindows Vista Service Pack 1
- Windows Vista x64 EditionおよびWindows Vista x64 Edition Service Pack 1
- Windows Server 2008 for 32-bit Systems(Windows Server 2008 Server Coreインストールは影響を受ける)
- Windows Server 2008 for x64-based Systems(Windows Server 2008 Server Coreインストールは影響を受ける)
- Windows Server 2008 for Itanium-based Systems
となっている。いずれもリモートでコードが実行されるというものである。
重要なセキュリティ情報
また、同時に「重要」なセキュリティ情報も2件ある。いずれもWindowsで、Microsoft Windows 2000、Windows XP、Windows Server 2003、Windows Vista、Windows Server 2008で、影響を受けるとしている。いずれもなりすましが行われる危険性がある。正式なセキュリティ情報が発表されるまで、注意をしていただきたい。