山田養蜂場は3月8日より、「子どもたちのためのミツバチの童話と絵本のコンクール」の募集を開始する。応募は、中学生以上の「一般の部」と、小学生以下の「子どもの部」で分かれており、いずれも部門は「童話部門」と「絵本部門」の2つ。絵本部門(一般の部)では、児童文学者の西本鶏介氏の書き下ろし作品につける絵を募集している。募集期間は6月30日まで(当日消印有効)、発表は同年10月末に応募者全員にハガキまたはメールにて連絡する。
今回で11回目の開催となる同コンクールは、同社の「童話や絵本を通じて子ども達に"豊かな心"をはぐくんで欲しい」「大人にも子どものことを考える時間を持ってほしい」という想いのもと、1999年より開催。昨年までの応募総数は3万5,366作品に達するという。また同コンクール募集開始の3月8日は、全日本はちみつ協同組合と日本養蜂はちみつ協会により「ミツバチの日」と定められている。
今年度の童話部門(一般の部)では、「しぜん」と「いのち」がテーマ。子どもたちの"こころ・ゆめ・いのち"を育む童話の応募を期待しているという。応募資格は、未発表のオリジナル作品であればプロ/アマは不問。また、この春小学校を卒業する応募者については、応募先は「子どもの部」ではなく「一般の部」となる。「子どもの部」の応募に関しては、「ミツバチとはちみつを登場させた童話と絵本」を条件としている。
審査員は、西村鶏介氏、童話作家の角野栄子氏、絵本作家の長野ヒデ子氏、小説家兼漫画家の折原みと氏、教育評論家の尾木直樹氏、日本アピセラピー研究会会長の松香光夫氏、同社代表の山田英生氏の7名。また、審査に協力をする出版社のポプラ社により、受賞作の出版もありえるとしている。賞品は賞金50万円と副賞など(一般の部、最優秀賞受賞の場合)。
同コンクールの応募要項・詳細については、同社のWebサイトに記載されている。