レノボ・ジャパンは6日、ネットブック「IdeaPadシリーズ」の新製品として、LEDバックライト付き8.9型ワイドWSVGA(1,024×600ドット)光沢液晶を搭載した「IdeaPad S9e」を発表した。価格はオープンだが、店頭予想価格は39,800円。3月7日より販売を開始する。
IdeaPad S9eは、LEDバックライト付き10.1型ワイドWSVGA液晶搭載の「IdeaPad S10e」の液晶サイズを小型化するとともに、バッテリ駆動時間を約1時間延長し、さらに携帯性を高めたモデル。
OSを完全に起動することなくメール確認やインターネットの閲覧、写真や動画、音楽の再生が可能な「クイック・スタート機能」や、頻繁に利用するアプリケーションをワンタッチで起動できる「Novoボタン」、複数の指を感知してピンチ・イン、ピンチ・アウトといった操作が行える「マルチタッチ機能」、マウスパッドから指を話すことなくページのスクロールができる「カイラル・モーション機能」などの各機能を搭載している。また、きょう体内部の効果的なエアフローを実現することで、ボディ部分の発熱を低減したのも特徴だ。
主な仕様は、CPUがAtom N270(1.6GHz)、チップセットがMobile Intel 945GSE Express、メモリが1GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(オンボード512MB+512MB、最大1.5GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 950を利用する。ハードディスクは160GB容量の5,400回転SATA HDD。その他の機能は、IEEE802.11b/g対応無線LAN、Bluetooth 2.1+EDR、10Base-T/100Base-TX LAN、30万画素Webカメラ、4in1メディアカード・リーダーなど。OSはWindows XP Home Edition SP3がプリインストールされている。
本体サイズはW250×D196×H22~36mm、重量は約1.30kg。バッテリ駆動時間は約6.2時間。本体カラーはパールホワイト。