5日、都内で映画『ホノカアボーイ』の完成披露試写会が行われ、主題歌をうたう小泉今日子、作曲を担当した斉藤和義、主演の岡田将生らが登場した。
ホノカアとはハワイ島の北に位置する小さな日系移民の町のこと。『ホノカアボーイ』はホノカアの映画館で映写技師の助手として働くレオと、彼を取り巻く人々との心温まる物語だ。
作品の舞台となるハワイを意識したというドレスに身を包んだ小泉はこの日、斉藤のギターに合わせ、主題歌「虹が消えるまで」を披露。「女優としてこういうところに出てくる機会は多いんですが、歌をうたうというのは初体験かもしれず……チビりそうです(笑)」と緊張した様子だった。
ライブ後は主演の岡田と、ポータークラシック代表の吉田克幸氏を父に持つ原作者の吉田玲雄も登壇。小泉と吉田は十数年来の友人で、小泉の生歌を聴くのは「10年前に一緒に行ったカラオケ以来」だそう。ちなみにその時に歌ったのは「なんてったってアイドル」だということも暴露され、MCに「是非ここでも」と水を向けられたが「勘弁してください。43歳になりますので(笑)」と苦笑い。
主人公レオを演じる岡田。登場するなり小泉に「同じ食べ物を食べているとは思えないほど美しい…ですねえ」と評された |
原作となる小説「ホノカアボーイ」は吉田のホノカアでの体験を元に書き上げたもの。愛着が沸きすぎて、昨年はホノカアで結婚式を挙げたという |
『ホノカアボーイ』は3月14日より全国東宝系ロードショー。