シマノは、同社鮎竿のロングセラーモデル「時雨(しぐれ)」シリーズの最新バージョン「時雨 NZ」6モデルを発売した。新たに生まれ変わった同製品は、先鋭的な機能を満載しつつも、長年愛用しているファンを裏切らない成熟の一竿に仕上がったとのこと。
同製品は、「時雨調子」とも評される持ち重りしないピンシャンとした軽快な調子が特徴で、オトリ鮎の操作も自由自在に行えるという。筋肉素材を作り出す同社独自のマッスルカーボン&マッスルループ構造を採用しており、先ブレやダレを排したロッドポテンシャルは格段に進化したとのこと。また、標準装備されているチューブラー穂先の他に、RSソリッドの替え穂先を標準装備。感度の良いチューブラー穂先での釣りと、最先端のロッドテンション系釣技の両方を使い分けることが可能(RS 90NZモデルは除く)。
ラインナップは、全長9mで調子が異なる「H2.6 90NZ」「H2.75 90NZ」「H3 90NZ」の3タイプの他に、全長7.2mの「支流 72NZ」(調子はH2.6相当)、8.1mの「支流 81NZ」(調子はH2.6相当)、そしてRSソリッド専用バージョンの「RS 90NZ」(全長9m、調子はH3相当)の全6モデルを用意。「RS 90NZ」はメタル系ラインとの組み合わせが推奨されており、RSソリッド穂先が標準装備、替え穂先にはパワータイプのRS穂先が付属する。価格は8万5,000円(税別)から10万6,000円(税別)。