シグマは3日、ズーム全域で開放値F3.5を実現した超広角ズームレンズ「SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM」を発表した。発売日や価格は未定。

SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM

画角102.4°からの強いパースペクティブを活かした独特な描写が可能。F3.5の明るさを活かして、少しでも速いシャッタースピードを使用したい室内の撮影や、背景をぼかして主題を強調したい場面に威力を発揮。ELD(Extraordinary Low Dispersion:特殊低分散)ガラス2枚、SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス1枚を採用し、倍率色収差を補正している。非球面レンズを4枚採用し、ディストーションを補正、コンパクト化を達成した。スーパーマルチレイヤーコートの採用によりフレア・ゴーストの発生を軽減、ズーム全域で高画質を実現している。超音波モーター HSM(Hyper Sonic Motor)の採用により、AFスピードの高速化と静粛性を実現。フルタイムマニュアルフォーカスも可能。最短撮影距離はズーム全域で24cm、最大倍率は1:6.6。レンズの前玉が回転しないため、遮光効果に優れた花形フードの使用が可能、レンズの描写に悪影響を与える有害光を効果的にカットし、内面反射の発生を防ぐ。対応マウントはシグマ用、キヤノン用、ニコン用、ソニー用、ペンタックス用。

レンズ構成 10群13枚
画角 102.4°-63.8°
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り F22
最短撮影距離 24cm
最大倍率 1:6.6
フィルター 82mm
最大径×全長 87.3mm×88.2mm
重さ 未定