シグマは3日、手ブレ補正機構を搭載した大口径標準ズームレンズ「18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM」を発表した。発売日や価格は未定。

18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM

広角側でF2.8の大口径を実現。手ブレ補正機構と合わせ、室内や夕景等の撮影で手持ち撮影も可能。ソニー用、ペンタックス用は手ブレ補正搭載カメラでレンズ内手ブレ補正が使用可能。ファインダー像が補正されるため、フレーミングやピント合わせが素速く行える。SLD(Special Low Dispersion:特殊低分散)ガラス2枚、非球面レンズ3枚を採用し、諸収差を補正。スーパーマルチレイヤーコートの採用により、フレア・ゴーストの発生を軽減、ズーム全域で高画質を実現した。フォーカシングやズーミングによる全長変化がないインナーフォーカス、インナーズームを採用し、良好なホールディングを実現。フロント部が回転しないため、遮光効果に優れた花形フードの装着が可能、PLフィルターの使用も容易。最短撮影距離はズーム全域で30cm、最大撮影倍率は1:4.1。超音波モーターHSM(Hyper Sonic Motor)の採用により、AFスピードの高速化と静粛性を実現した。対応マウントは、シグマ用、キヤノン用、ニコン用、ソニー用、ペンタックス用。

レンズ構成 12群16枚
画角 69.3°-27.9°
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り(W端) F22
最短撮影距離 30cm
最大倍率 1:4.1
フィルター 67mm
最大径×全長 74mm×88.6mm
重さ 395g