駅探と芸文社は2日、鉄道ファン向けの携帯公式サイト「鉄道タイムズ by駅探」を開始した。さらに21日には雑誌「ノスタルジックトレイン」を創刊すると発表した。両社は互いのメディアの利点を活かして連携し、鉄道ファン向けに幅広く、奥深い情報を発信するという。
携帯サイト「鉄道タイムズ by駅探」は、廃線や廃車、新車などの最新鉄道情報、時代や路線ごとの車両データベース、鉄道模型や鉄道系雑誌の発売情報、鉄道車両や路線の待受画像、全国の鉄道研究会の紹介、鉄道の現場を題材としたコラムを揃えるという。速報性や検索性を備え、音や動きを伝えるなど、デジタルメディアならではの内容とするとのこと。現在はNTTドコモのiモード公式サイトとして提供されており、利用料金は月額315円。今後はau、ソフトバンクモバイル向けにも展開する予定。
雑誌「ノスタルジックトレイン」は「昭和の時代に輝いた鉄道をこよなく愛する鉄道ファンを対象とし、車両情報を幅広く、より深く特集する」(同社)。時代や路線に焦点を当てた特集や、特集と連動した小説、往年の名車(機関車や電車)の製造秘話なども掲載するという。大判の写真や資料、詳細な文章など、雑誌ならではの情報を掲載するとのこと。年4回の発行で、価格は980円。