有楽町マリオン入り口に敷かれたレッドカーペットに登場したニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマン

26日、都内で映画『オーストラリア』のジャパンプレミアがおこなわれ、来日中のニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマンらがファンの前に登場した。

この作品は、『ムーラン・ルージュ』『ロミオ&ジュリエット』などのヒット作で知られる、バズ・ラーマン監督の最新作。第二次世界大戦直前のオーストラリアを舞台に、ニコール・キッドマン演じる英国貴族と、ヒュー・ジャックマン扮する粗野で無骨なカウボーイとの冒険と愛の物語だ。

長くきれいな脚が映える黒のミニ丈ドレスでレッド・カーペットに現れたニコールは、約1年ぶりの来日。脚本を読む前に本作への出演を決めたことについて、「バズ(監督)をよく知っているし、信頼しているので、オファーがあれば脚本などなくても出演したいと思っていたわ」と話した。

透き通るような白い肌が美しいニコールは、出産後初の来日。バズ・ラーマン監督作品への出演は『ムーラン・ルージュ』以来2度目となる

米ピープル誌の2008年「世界で最もセクシーな男」に選ばれたヒュー・ジャックマン。劇中では男らしさあふれるワイルドなカウボーイを演じる

アカデミー賞で司会を務めた直後の来日となったヒュー・ジャックマンは、黒のスーツ姿で登場。初共演のニコールについて「役者としても人間としてもすばらしい人です。同じくらいの身長なのでキスシーンもよかったよ」と答え、隣にいたニコールにキス。会場の観客からは大歓声が上がった。

イベントに華を添えた米倉涼子は、「ヒュー・ジャックマンの胸板が厚くて驚きました」とハリウッド・スターとの"共演"について笑顔で語っていた。

オーストラリア出身のニコールとヒュー。ニコールは、国内最高の栄誉である"コンパニオン"の称号を2006年に授与されている

2月28日よりTOHOシネマズ、スカラ座ほか全国ロードショー

(C) 2008 TWENTIETH CENTURY FOX

『オーストラリア』ストーリー

第二次世界大戦直前のオーストラリアに、夫を訪ねてやってきた英国貴族のサラ(二コール・キッドマン)は、夫が何者かによって殺害されたことを知り、夫の経営していた牧場を再建するために、いやいやながらカウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)と手を組むことを決意する。オーストラリアの広大で過酷な土地を横断する9,000キロの旅を通して、愛を知ったサラはより強く美しい女性へと変わっていく