日本サーマルティクは27日、2台の2.5インチシャドウベイを標準装備し、SSDの内蔵に対応したミドルタワーPCケース「ElementS VK60001N2Z」を発表した。発売は3月5日の予定。価格はオープンだが、店頭予想価格は16,000円前後。

「ElementS VK60001N2Z」

内部まで"漆黒"に塗装されている

背面。電源は底面設置

トップには大型レッドLEDファン

同社が"漆黒"と表現する本体カラーに、フロントパネルのレッドラインの装飾、天板部の230mmレッドLEDファンなどを組み合わせた特徴的な外観のケース。「フォールディング デザイン シャーシ」と呼ばれるシャーシ構造を採用しており、シャーシのエッジを折り返す事で剛性向上と組み込み時の怪我防止を実現している。

サイドパネルには静音・防振パッド装備し静音性も高めた。冷却は標準装備のファン4基(フロント120mm、リア140mm、トップ230mm、サイド230mm)に加え、フロントに1基(120mm)、VGAエリアに2基(60mm)のファンを増設可能だ。電源はケース底面に設置するボトムデザインで、電源ユニット吸気口にはダストフィルターも装備。ほか、ツールフリー設計の3.5インチドライブケージはサイド方向、フロント方向のどちら向きでも設置が可能なデザインとなっている。

対応マザーボードはATX、マイクロATX。ドライブベイは5.25インチ×3、3.5インチシャドウ×7、2.5インチシャドウ×2。拡張スロットは7基。フロントI/OはUSB 2.0×2、eSATA×1、ラインアウト/マイクイン。本体サイズはH505×W230×D540mmで、重量は8.84kg。材質はSECC。