3月7日公開の映画『ヤッターマン』のジャパンプレミアが26日、都内で行なわれ、ヤッターマン1号を演じる主演の櫻井翔、2号役の福田沙紀、ドロンボー一味でドロンジョ役の深田恭子、ボヤッキー役の生瀬勝久、トンズラー役のケンドーコバヤシ、そして三池崇史監督らが出席した。およそ30年前に放送された大ヒットアニメの実写版映画の封切りを前に、キャストそれぞれが意気込みを語った。
物語の合言葉でもある「ヤッター!」を連発し試写会に訪れたファンたちから黄色い声援を浴びていた櫻井は冒頭で「ニューヨークでもたくさんの人にいいリアクションをいただき、こうしてやっと日本の人たちに見てもらえて本当にうれしい」と挨拶。福田は「心の底から『ヤッタ!』という感じ。ワイヤーアクションなど激しく動いて、すべて監督の言われるままにがんばりました」と力強く語った。
ドロンボー一味のリーダーであるドロンジョを熱演した深田は「最初は『こんな格好するんだ』ってびっくりした。今もどう見てもらえるかドキドキしています。今の私が演じられるドロンジョ様を精一杯頑張りました。楽しんで見てもらいたい」とアピール。さらに「ヤッターマン1号と恋するシーンはアニメとは違った楽しみだ思います。セクシーに演じるはずが乙女っぽくなりました」と"深田ドロンジョ"を強調した。
「網タイツなど、もうセミプロ並(!?)」と語るケンドーコバヤシ(右)と生瀬勝久 |
「恋や勇気が映像に込められている。子供向け映画じゃなくて、子供はもちろんむしろ大人のほうがより楽しめる映画になっている」とアピールした三池監督(左) |
同じく一味のボヤッキーを演じた生瀬は「私はもう今年で49歳になる。その私がとんでもないことをやりました。あなたたち(試写会参加者)のお父さんたちに『やれるか!』と言えるぐらいがんばりました。もうどれだけ『ポチッとな』を練習したことか……」と振り返れば、トンズラーを演じたケンドーは「やっと会えましたね。本当にきょうはこんな俺のために集まってくれてありがとう」とおとぼけな笑いをとりながらも、「ドロンジョの衣装はたまらない! 目に焼き付けてほしい」とドロンボー一味側の見どころを語っていた。