バンダイナムコゲームスより、2月19日にリリースされたプレイステーション・ポータブル向けアイドルプロデュース『アイドルマスターSP』。以前少し予告した「チャンスイベント」や「プロデューサー感謝デー」などについての情報を紹介しよう。

春香さん、ちょっと怖いです……


アイドルとのコミュニケーション

「アイドルマスター」シリーズでは、一貫してアイドルとの「コミュニケーション」が重視されてきた。各アイドルとの最初の出会いから、朝の挨拶、レッスンの時の会話、オーディション前の励まし、夜の事務所に戻ってからの会話などなど。以前紹介した「約束システム」も、アイドルとのコミュニケーションの一環と言えるだろう。

そういったコミュニケーションの中でも、特に重要なのが「営業」。アイドルにさまざまな「営業」活動をしてもらい、それに同行することでアイドルとの間に絆や思い出を育んでいく、とても大事な仕事となっている。

どの「営業」活動を選ぶ?


アイドルランク(=どのくらい人気のあるアイドルかどうかを示す、アイドルの「格」)が低い「ランクF」や「ランクE」の間は、

  • TV局をあいさつ回り
  • レコード店の店頭でCDを手売り
  • 小さなライブハウスでライブ

といった小さな「営業」しかないが、ランクが上がって「ランクB」などになれば、

  • TVドラマの主題歌をレコーディング
  • 武道館でライブ

といった、大きな「営業」活動が待っている。そしてさらに、『アイドルマスターSP』では、

  • 思い出が一気に10個獲得できる「チャンスイベント」
  • ランクA(ファン人数100万人以上!)のアイドルとプロデューサーのための、特別な「営業」

などの新たな「営業」が収録されているのだ。今回はその一部を紹介していこう。

「ランクA」への道のりは長く険しいが……


「チャンスイベント」……「思い出」を10個獲得できる!

各アイドルそれぞれに、『アイドルマスターSP』で新たに追加されたイベント、それが「チャンスイベント」。どのアイドルのどのイベントでも、プロデューサーのアナタが、運に天を任せて2~3個の選択肢からいずれかを選ぶ流れになる。決まった正解はなく、プレイヤーの「運」と「勘」だけが頼りになる。

運良く正解の選択肢を選ぶ事ができると、なんと「思い出」が10個プレゼントされる。逆に運悪くまちがいの選択肢を選んでしまうと、この営業は「バッドコミュニケーション」に……。アイドルのテンションがぐっと下がってしまうかもしれない。

チャンスイベントは、各キャラそれぞれに、いくつも用意されている。自分の強運を信じるなら、営業の選択肢に「チャンスイベント」が出てきたとき、逃さず果敢にチャレンジしてみよう。それでは「チャンスイベント」のいくつかの例を紹介してみよう。

■チャンスイベント(律子)
ステージに入る前に、買い物に寄りたいという律子。そんな彼女が、店のある棚の前で悩みだした。何に悩んでいるのかと聞くと、なんと食玩を選ぶのに悩んでいるという。運悪く、ダブって同じ人形ばかり集まっているという彼女の代わりに、見事1番人気を当てることができるか? 運を天に任せて、レッツチャレンジ!

「お目当てはこれ。」

運を天に任せて、どちらかを選ぼう!

残念ながらはずれ……・
「うちにはすでに5個あるんです!」


■チャンスイベント(真)
オムニバスドラマの主役に抜擢された真。しかしその役は、感情が表に出ないクールな役。演じれるか不安でならない真は、突然「にらめっこしましょう!」と言い出す。
「プロデューサーの面白顔に、無表情で耐えられれば……この役、できるかもしれない!」
うまく真に自信をつけてやることができれば、彼女らしいオトメゴゴロをちょっと見ることができる!

「にらめっこしましょう!」

アイマス史上初!? 全選択肢が同じ……

逆に真にも変な顔をしろ、と言うと……


■チャンスイベント(雪歩)
茶柱が2本立った! これは何かラッキーの予感? と思ったら、雪歩に映画の主役の依頼が舞い込んだ! しかし、いつものように? 失敗を恐れて弱気になる雪歩。
「あの……あみだ占い、やってもいいですか? いい結果が出たら、私、頑張れるかもしれません」
こうなったら運頼み。あみだの神様、雪歩に勇気を与えてください!

「あみだ占い、やってもいいですか?」

あみだをたどる雪歩。この歌(?)は必聴、かも

はたして、この笑顔を見ることができるか?


「ランクA追加イベント」……アイドルたちの新たな一面が見られる

各アイドルがランクAアイドル(ファン人数100万人以上)になったときのイベントが、『アイドルマスターSP』で新たに追加されている。「ランクA」ということは、どのアイドルも、プロデューサーであるアナタと何週にもわたって苦楽を共にしてきたはず。それだけに、ランクFやEなどの序盤では見られなかった一面を、アナタに見せてくれることだろう。

「ランクA追加イベント」も、各キャラそれぞれに、いくつも用意されている。ランクAまで育て上げた、その苦労が報われるような、ちょっと親密な雰囲気のイベントも中にはある……かもしれないので、ぜひ挑戦してみよう。なお、「ランクA追加イベント」で得られる「思い出」は、ほかの通常の営業イベントと同じで、前述の「チャンスイベント」のように「思い出が10個」といったことはない。

■プロデューサー感謝デー(伊織)
Aランクアイドルになった伊織。今日まで、伊織のことをサポートしてきたアナタに対し、彼女なりに思うところがあったようだ。
「というわけで今日は、プロデューサー感謝デーよ! 私の優しさにひれ伏して感謝なさい!」
……さて、アナタはどんな風に感謝してもらう??

「今日は感謝デーよ!」

「どんな風に感謝されたい?」

とりあえず、1番右の選択肢はかなり危険な予感……


■イメージチェンジ(千早)
「私のイメージに、変化が必要なんじゃないか、って思っているんです」
自分の「ストイックで真面目」なイメージを変えることで、より高みを目指そうとする千早。彼女の問いに答え、良いアドバイスをすることができるだろうか??

「私の新しいイメージ、どんなものが良いと思いますか?」

千早の新しいイメージを上手くアドバイスできるか?

身近な人で、高飛車……。千早のこの後の言動に注目!?


■ドラマ出演(春香)
単発ドラマの主役を引き受けた春香。念入りにセリフの練習をしておこう!
「あなたのことが、大好きですっ……!」
さらに練習はデートプランの話にまで発展。最初のデートですること、といえば??

練習とはいえ、こんなセリフ、言われてみたい?

「デートとか、したことないんですけど」

最初のデートですることと言えば? ヘンな答えを返すと、春香に叱られる……


ここで紹介したのはほんの一例に過ぎない。このほかのイベントについては、ぜひ自分の目で確かめてみてほしい。

ゲームタイトル アイドルマスターSP パーフェクトサン
アイドルマスターSP ワンダリングスター
アイドルマスターSP ミッシングムーン
対応機種 プレイステーション・ポータブル
ジャンル アイドルプロデュース
発売日 2009年2月19日 (発売中)
価格 各5,040円
CEROレーティング B (12才以上対象)
(C) 窪岡俊之 (C) 2003-2009 NBGI
PROJECT IM@S