ソニーは26日、本体で撮影画像に位置情報を付加できるGPSユニットキット「GPS-C3K」を発表した。発売は3月13日で、価格は1万8,900円。
GPS-C3Kは、ハンディタイプのGPSユニット。本体には液晶画面が搭載されており、GPS電波受信状況や電池残量、現在日時などの表示が可能だ。デジタルカメラと連動させることで、撮影された写真のExifデータに、位置情報を埋め込むことができる。αシリーズ、サイバーショットシリーズ、ハンディカムシリーズ以外でも、静止画でExif2.1以降に準拠しているJPEGファイル、MPF Baselineに対応していれば他社製カメラでも使用可能だ。
使い方は、GPS-C3Kの電源を入れ、撮影時に携帯する。その間に撮影を行い、撮影した静止画データの入ったメモリーカードをGPS-C3Kにセットすると、GPS-C3Kに記録されている位置情報を静止画データに付加するというものだ。1度に処理できる写真の数は最大で60枚。メモリースティックデュオ、SDメモリーカードに対応したカードスロットを装備している。
また、PCを使用すれば静止画だけでなくRAW画像や動画にも位置情報を付加することが可能だ。ただし、位置情報を付加できる動画ファイルは、Picture Motion Browserが付属している「サイバーショット」(DSC-M1/M2を除く)かハンディカムで撮影したものに限られる。
これらの位置情報が付加された写真/動画ファイルは、パッケージに付属する地図ソフト「Super Mapple Digital Ver.9 for Sony」上で、表示させることが可能。また、Google Earth、Google Mapsなどで表示することも可能となっている。
GPS-C3Kの電源は、単3電池×1。アルカリ電池とニッケル水素電池に対応しており、電池1本で約15時間の連続動作が可能だ(アルカリ電池の場合。ニッケル水素電池では約16時間。どちらもソニー製電池の場合)。
サイズ | 約57(W)×約80(H)×約23(D)mm |
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内蔵メモリー | 約128MB(GPSログ記録領域) |
質量 | 約70g |
記録間隔 | 約15秒 |
付属品 | キャリングケース、USBケーブル、付属アプリケーションディスクなど |