ソフトバンクモバイルは25日、スマートフォン「iPhone 3G」のキャンペーンを2月27日から5月31日まで実施すると発表した。端末の実質負担金が23,000円程度割り引かれ、iPhone 3Gの8GBモデルは2年契約時で端末代金が0円となるため、購入しやすくなった。また、パケット定額制の上限金額も割り引く。
実施されるのは「iPhone for everybodyキャンペーン」で、該当期間に申し込み、iPhoneを新規契約・機種交換で購入した場合に適用される。従来、iPhoneを購入する際、新スーパーボーナスを利用した場合に、8GBモデルで実質負担金が月960円×24カ月の23,040円、16GBで月1,440円×24カ月の34,560円だった。
キャンペーンでは、ホワイトプラン(i)の2年契約が必須で、新スーパーボーナスによる端末代金(月額1,280円)を月月割で月額料金から割り引くことで、8GBモデルは実質負担金が0円となる。16GBモデルは同額が割り引かれ、実質負担金は月480円×24カ月の11,520円となる。
また、キャンペーン期間中に申し込んだ場合、パケット定額制「パケット定額フル」の上限金額を月額5,985円から4,410円に割り引く。既存のiPhoneユーザーに端末代金の値引きはないが、パケット定額フルの上限金額の割引は利用でき、4月1日から5月31日までに申し込めば、翌請求月から割引が適用される。
キャンペーンの適用には、ホワイトプラン(i)、ホワイトプラン(i)+Wホワイト、ホワイトプラン(学割)のいずれかに、パケット定額フル、S!ベーシックパック(i)の加入が必要。
ソフトバンクでは、春商戦に向けてiPhoneの端末代金とパケット定額フルの上限金額値下げで、iPhoneユーザーの拡大を狙う。端末代金を低価格に抑えてiPhoneを使いたいというユーザーには朗報だろう。