マイコミジャーナル「パソコン」チャンネル企画第2弾として、
【マイコミジャーナル10周年記念企画】各社代表の祝辞をいただきました - ソフトウェア編
も掲載していますので、ぜひそちらもご覧ください。

2009年2月、マイコミジャーナルはこの度、進化著しいパソコン業界におきまして10周年を迎えることができました。1999年2月、MYCOM HOT MAILとして創刊し、後にMYCOM PC WEBと形を変えながら現在のマイコミジャーナルへと進んで参りました。ひとえに読者の皆様のご愛読、またメーカー様・ベンダー様のご厚情の賜物と感謝しております。

この10周年を記念し、マイコミジャーナル「パソコン」チャンネル企画第1弾として、ハードウェア関連のメーカー様・ベンダー様からご寄稿いただいた祝辞・コメントを掲載させていただきます。引き続き第2弾として、ソフトウェア関連のメーカー様・ベンダー様からの祝辞掲載も予定しています。

質問は以下の5項目。

  1. 御社の10年前からの最大の進化点はなんでしょうか。
  2. 現在、御社が注力している点はなんでしょうか。
  3. 今年、最も期待するトピックはなんでしょうか。
  4. 今後のマイコミジャーナルに期待することはどのようなことでしょうか。
  5. 読者へのメッセージをお願い致します。

アイ・オー・データ機器

■代表取締役社長 細野昭雄
  1. かつての限られた分野でのみ活用されていたITは、近年、コンピュータや通信インフラの飛躍的な性能の高まりとともに、ビジネスシーンのみでなく家庭にも浸透し、我々の生活に必要不可欠な存在となっています。それらの融合サービス・機能が求められている一方、多様化するユーザーの仕様を満たすために、融合サービス機能など複数製品のソリューション提案を行っております。
  2. 企業市場においては、企業コンプライアンス及び、JSOX法への対応を受け、セキュリティ機能の充実と利用機器の信頼性が求められております。弊社も信頼性と環境性能の高い周辺機器のラインアップを拡充するとともに、コンシューマ市場では、デジタルライフサポーターとして、家電との融合や、インターネット動画配信などの先端サービスに対応する機器を提供してまいります。
  3. インターネットを通じた動画配信やソフトウェアサービス市場の拡大と、地上波デジタル放送受信機の普及率です。
  4. いつも弊社広報を温かくご対応いただき、そして沢山のご掲載、ありがとうございます。弊社はPC周辺機器メーカーとして34年間がんばっております。今後は、PCと家電との接点を担うような製品をさらに増してまいりますので、ぜひとも引き続き、弊社製品をご紹介いただけましたら幸いでございます。
  5. 日頃よりアイ・オー・データ製品をご愛顧賜りまして、誠にありがとうございます。今後もお客様に喜ばれる製品作りに注力し、開発努力を重ねてまいりますので、引き続きご支援くださいますよう、お願い致します。

アスース・ジャパン

■代表取締役社長 杜啓宇
  1. 新しい市場を生み出せるまでになったことです。Eee PCを発表したことで、ノートパソコンの世界に非常に大きな革命を起こせたと考えています。Netbookという市場を作り出せたことを、我々は非常にうれしく感じています。
  2. スタンダードなパソコンはもちろんの事、先進的でクリエイティブなパソコンを開発する事で、全ての人々がパソコンに触れられるような環境を創り上げることです。生活の中でパソコンがより重要なポジションで活躍できるように、先進的な製品を提供していきたいと考えています。
  3. 弊社を含むIT業界全体に大変期待しています。メーカー同士が切磋琢磨し、より素晴らしい製品を提供することが、エンドユーザーの皆様のより良い「ITライフ」を実現するための手助けになると考えます。
  4. これからもIT業界とエンドユーザーの皆様の「より良い橋渡し役」として、情報を多くの方に広めていただきたいと考えます。
  5. 弊社はEee PC、ノートパソコンを始め、様々な製品を通じて皆様にITライフをご提供できるよう頑張らせていただきます。今後も皆様のご期待に添える、またご期待を超える製品をご提供していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

アップルジャパン

■広報部
  1. Mac OS X、iPod、iTunes、iPhoneなどで、次々に革新的な製品を送り出してきた10年間であったと言えます。
  2. 全ての製品に注力しています。
  3. 将来の製品に対するコメントは行っておりません。
  4. 変化の激しいPC/デジタル製品のマーケットで今後も的確な情報と判りやすい記事を提供いただけるものと期待しております。
  5. 今後もアップル製品をよろしくお願い致します。

インテル

■代表取締役社長 吉田和正
  1. 1999年当時の最新のマイクロプロセッサーは、950万個のトランジスタが集積されていました(250nmのプロセス技術)。最新のマイクロプロセッサーは、45nmプロセス技術で製造され、トランジスタ数は約80倍近くに増加していますが、半導体そのものの大きさは、ほぼ2倍程度の大きさにしかなっていません。もちろん、性能も大幅に向上でしています。このように、10年間、技術が絶え間なく進化していることは、とても価値のあることです。ムーアの法則はいまだ生き続けているのです。
  2. 技術の飛躍的な進化を、いかにユーザーの価値観につなげていくか、ユーザーの使いやすさを向上させていくか、ということを一番大事にしています。例えば、インテル Centrino 2 プロセッサー・テクノロジーのマイクロプロセッサー製品の特長である高性能と低消費電力を活かして、長時間のバッテリー駆動が可能で、十分な性能を持ち、かつ薄くて軽いスタイリッシュなPCを実現しています。
  3. 「モバイル」です。今年からWiMAXサービスの開始により、高速な無線インフラが戸外でも屋内でも利用できるようになり、モバイルPCのユーザー体験が飛躍的に向上します。また、現在、ハイエンドのインテル Core i7プロセッサーで採用されているアーキテクチャーが、ノートブックPCの新しいプラットフォームである「Calpella」など、メインストリーム製品でも登場する予定です。
  4. 新しい技術が、いかにユーザーの価値観につながるか、役に立つか、一緒にお伝えしていきたいと思っています。PCはこれからもますます進化を続け、生活に切り離せないものとして、ますます重要になっていきます。そのようなPCの価値を、これからもぜひ、ユーザーの皆様にわかりやすく、ご説明ください。
  5. パソコンやインターネットは、新たな可能性を発見したり、何かを創造したりするものです。皆さんの夢を実現するために、ぜひPCを活用しましょう。技術の進化は終わりません。今日、PCで不可能なことも、近い将来は現実のものとなるかもしれません。現在のこの何かと明るくないニュースばかりの時代であっても、1台のPCで世界とつながり、自分の世界を広げることが可能です。PCでいろいろなことにチャレンジして、明るく元気に過ごしましょう。

NECパーソナルプロダクツ

■執行役員常務 兼 PC事業本部長 高塚栄
  1. 現在のPCは当時と比べ処理性能や記憶容量の向上のみならず、多機能化/小型化を実現しながらコストパフォーマンスも大幅にアップしました。放送のデジタル化やデジタルビデオカメラの普及拡大に伴い、PCでもハイビジョン映像の視聴・編集・保存などデジタル家電の用途も楽しみたい、屋外で手軽にインターネットを楽しみたい、といったお客様の多様なニーズにきめ細かく対応した情報家電へと進化したことが最大のポイントと考えています。
  2. 安心・快適に使えるPCの開発に注力しています。インターネットやデジタル放送など多様化するメディアを便利に使おうとすると機器が増え、操作もまちまちで複雑になりがちです。PCは1台でこれらを統合できるため、お客様が多様化するメディアを活用するために最も適した商品として、より簡単で使いやすい操作性の提供を目指しています。
  3. 昨年来のNetbook市場の拡大とともに、既存PCを含めたPC市場全体が伸びています。屋外での手軽なインターネット利用には軽くてコンパクトなNetbookを利用し、個室ではデジタル放送やハイビジョンコンテンツを多機能なTVパソコンで楽しむなど、PCを生活必需品として用途に合わせて使い分ける一人複数台需要の拡がりに期待しています。
  4. 不況の時だからこそモノを買う時の情報収集は重要となり、そのツールとしてPCの必要性は高まると考えています。今後もお客様がPC購入を検討する際の重要な情報源として、PC市場の活性化に繋がる情報発信に期待致します。
  5. 当社はデジタル放送対応モデルの商品化や、静音水冷システムの搭載など業界に先駆けて積極的に先進技術の採用に取り組んできました。今後も引き続き先進技術の採用に注力するとともに、デザイン性の強化にも取り組み、多様化するお客様のニーズに応え、満足度の向上に努めて参ります。
質問項目: 1.御社の10年前からの最大の進化点はなんでしょうか。 2.現在、御社が注力している点はなんでしょうか。 3.今年、最も期待するトピックはなんでしょうか。 4.今後のマイコミジャーナルに期待することはどのようなことでしょうか。 5.読者へのメッセージをお願い致します。

エヌビディア

■日本代表 兼 米国本社ヴァイスプレジデント 細井洋一
  1. 過去10年間の中でも最も影響力を与えたのはCUDAを実現可能にした統合型シェーダアーキテクチャです。CUDAによって世界中のエンジニア、ソフトウェア開発者、科学技術者が膨大なデータをGPU上で計算することで 、従来の方法に比べ数十倍から数百倍以上のパフォーマンス向上を実現することができ、様々な業界で飛躍的な進歩を遂げることができました。
  2. 弊社は特に次に挙げる3つの点について注力しています。「グラフィックス業界におけるリーダーシップ」、「これからのGPUコンピューティング時代を担うCUDAとNVIDIA Teslaソリューション」「革新的な高機能と低消費電力を兼ね備えたモバイル コンピューティング ソリューション」
  3. 上記3点です。
  4. 10周年心よりお祝い申し上げます。経営、IT関連ニュースや最新のテクノロジ情報までご提供されている総合情報専門サイトのマイコミジャーナル様が、これからも様々な業界へ向けた情報発信の中核を担うことを期待いたします。特に弊社が深く係わっている自作やパソコン市場全体が盛り上がっていけるよう、弊社もよりよいソリューションを提供できるよう努めてまいります。
  5. みなさまのパソコンライフに感動をお届けできるよう革新的なビジュアルコンピューティングテクノロジの開発に努めてまいります。今後ともNVIDIAをよろしくお願い申し上げます。

エプソンダイレクト

■取締役社長 吉崎宏典
  1. 日本の皆様にご納得いただける製品開発、サポートサービスへの取り組みなどを推し進めてきた結果、各種メディア様で高い評価をいただけるまでに進化した点。
  2. 使い込むほどに手放せない道具と感じていただけるような製品開発、その製品に加えご注文から2日でお届けする「納期保証サービス」や万が一故障しても無償保証期間内なら一日で修理を完了させる「一日修理」などを加え製品以外のことも含め総合的にご満足いただけることに注力しています。
  3. ミニノートPCなどの新カテゴリーの商品が起爆剤になり、PC市場全体が活性化することを期待しています。
  4. いち早いITニュースの掲載、深く踏み込んだ製品レビューなどに加え、マイコミジャーナル様ならではのPCの新たな活用法の提案などの記事がさらに増えることで、読者様のPCライフが一層充実することを期待しています。
  5. エプソンダイレクトは昨年11月、マイコミジャーナル様より一足先に15周年を迎えることができました。これも当社製品をご愛顧いただいているお客様をはじめとする皆様のおかげと感謝しております。今後も皆様に喜んで使っていただける製品作りに取り組んでまいりますのでよろしくお願いいたします。

エムエスアイコンピュータージャパン

■代表取締役社長 鄭志明
  1. マザーボードやビデオカードなどのPCパーツ専業メーカーから、ノートブックや一体型PCを手がける総合システムメーカーへと成長することができました。
  2. ノートブック製品並びに一体型PC製品の総合システム供給メーカーとして、日本国内でブランドを確立することです。現在、欧州市場ではMSIがノートブック市場シェアTOP3に入るまでに成長しています。日本国内でも確固とした地位を確立できるよう、全方位で努力を続けています。
  3. 北米コンシューマーエレクトロニクスショー(CES)でも参考展示された、超薄型、超軽量、大画面、高性能、とにかく超カッチョイイぶっちぎりのノートブック製品をこの春に市場投入予定です。さらに、非常にスタイリッシュかつコストパフォーマンスの高い一体型PCの展開も開始します。今年はMSIから目が離せませんよ!
  4. 製品の楽しさや魅力をより幅広い皆様に伝えて、ユーザーのわくわく ドキドキ感を盛り上げて下さい。新生2年目のMSIはひと味違った話題を提供できると思いますので、是非とも今後もMSIに注目して頂ければ幸いです。
  5. 自作ファンの皆さん、是非一度MSIマザーボードを使ってみて下さい。特にDrMOS(ドクターモス)電源はお勧めです。○○℃よく冷える! のでは無く、そもそも発熱が極めて少ない高効率なスグレモノです。ノートブックも一体型PCも、皆さんの期待を裏切らない仕上がりです。ぜひ、MSIユーザーになってください!!!

オンキヨー

■常務取締役 EMS事業本部長兼開発センター長 菅正雄
  1. 昨年9月に、株式会社ソーテックを吸収合併したことです。これによってPC事業に弾みをつけて、最先端のAV技術を盛り込んだ魅力あるPCを積極的に市場投入できるようになりました。
  2. Netbook「SOTEC C1シリーズ」、Nettop「SOTEC HDC-1Lシリーズ」、オールインワンPC「SOTEC E7シリーズ」です。Netbookでは10.1型ディスプレを搭載してたモデルとしてトップ3に入り、また、Nettop・オールインワンPCでは、先進オーディオ技術を採用しました。
  3. まず「Windows 7」と「WiMAX」です。また、「Lynnfield」、「Pineview」など、今年は話題の多い年になると思います。
  4. PCに様々な先進CE(Consumer Electrics)機能や通信機能が搭載され始めています。その観点から、映像や音質についても特集記事を期待しています。
  5. Netbook・Nettop市場、先進AV機能を盛り込んだオールインワンPC市場が急成長しています。当社は、得意のAV技術を武器に、最先端PCを市場投入します。新しいPCの挑戦者、オンキヨーにご期待ください。

工人舎

■企画部 部長 佐藤滋俊
  1. 設立後10年には、達しておりませんが、ベンチャーなので、これからもアグレッシブにがんばります。
  2. お客様に喜ばれる商品を提供することです。
  3. ウルトラモバイルPCの成熟度です。
  4. メディアとして、より充実したコンテンツ量に期待します。
  5. 1999年2月、MYCOM HOT MAILを創刊し、後にMYCOM PC WEBと形を変えながら10周年を迎え、おめでとうございます。これからの発展に期待しております。
質問項目: 1.御社の10年前からの最大の進化点はなんでしょうか。 2.現在、御社が注力している点はなんでしょうか。 3.今年、最も期待するトピックはなんでしょうか。 4.今後のマイコミジャーナルに期待することはどのようなことでしょうか。 5.読者へのメッセージをお願い致します。

サードウェーブ

■代表取締役社長 尾崎健介
  1. ご存知のように10年前はパソコンパーツ専門店であり、BTOパソコンには大きく注力しておりませんでしたが、現在は、自社ブランドPC「Prime」を販売するパソコン専門店になったことです。幅広いカスタマイズ可能なパソコンの他、ゲーム用パソコン、クリエイター用パソコンなどの特殊パソコンメーカーとしても進化しました。
  2. ゲーム用パソコン、クリエイター用パソコンなど、大きな処理能力を必要とするソフトウェアの動作検証をしたパソコンの開発に注力しています。また、中古事業を強化するなど、地球温暖化を意識して環境問題にもこれまで以上に取り組みます。
  3. やはり、Windows7でしょう。1パソコンユーザとしても、新たなOSには大変興味を持ちます。
  4. これまで通り、最新のIT関連情報の発信して欲しいですね。特にマイコミジャーナルさんはメーカーの最新製品についての情報を充実しているので、読者としても楽しく読ませていただいています。
  5. PC技術の革新は、まだまだ続きます。ドスパラもお客様に喜んでいただける最新のPC関連製品を提供致しますので、今後とも宜しくお願いします。

サイコム

■代表取締役 河野孝史
  1. ネットの環境が当たり前になり、社内システム等もネットからの受注に最適化された。
  2. お客様がより買いやすくなるようなWEB上での仕組み作り。
  3. 新しいOSの登場? 新CPU + チップセットの性能。
  4. WEBならではの素早い情報提供と更新は感服いたします。より高いレベルを目指してがんばってください。応援しています。
  5. サイコムもマイコミジャーナル様と同じく10周年を迎えます。ここまで継続できたのもひとえに皆様のご支持があってのことです。本当に有り難うございます。

シャープ

■執行役員 情報システム事業本部長 中川博英
  1. 当社は、1995年のメビウス1号機発売以来、液晶とフレームを一体化した超薄型モバイルノート・MURAMASA、高輝度液晶を搭載したテレビパソコン、テレビに接続してリモコンで楽しむインターネットAQUOSなど、常に新しいパソコンのあり方をご提案してきました。これからも液晶ディスプレイを核に真のユビキタス社会を実現すべく、新たな商品をご提供していきたいと考えております。
  2. (同上)
  3. モバイルWiMAXをはじめとしたモバイル通信の進展や、Windows 7のリリースにより、パソコンの活用シーンが拡がることを期待しています。
  4. 多くの情報が溢れる社会において、価値ある情報をタイムリーに発信し続けられていることに敬意を表します。今後も独自の目線でご取材された読み応えのある記事を期待しております。
  5. パソコンをはじめとしたシャープの商品をご愛顧いただき、ありがとうございます。今後も当社ならではの新しい商品を、開発して参りたいと思います。ぜひご期待ください。

ソニー

■VAIO事業本部 本部長 石田佳久
  1. この10年間で世の中はデジタル化とネットワーク化が一気に進み、パソコンもその用途が大きく変化してきました。その中でVAIOは確実にビジネスを拡大させ、世界中の多くのお客様に驚きと感動を与えられる存在になったのではないかと思います。
  2. すでに毎日の生活から手放せなくなったパソコンですが、Blu-rayなどAVのHD化に加え、更に使いやすくするためのIntelligentな機能搭載を加速していきます。又にネットワークに接続されていることが益々重要になってきますので、様々な通信機能も充実させていきたいと思っています。手放せないPC type Pのような新たな提案もどんどん行っていきたいですね。
  3. type Pの様な商品が、我々の想像していなかったようなモバイルの世界を創り出してくれることが一番ですね。小型軽量化の技術はAVにプラスして我々の得意とする分野ですから、市場拡大に貢献できればと思っています。
  4. このたびは創刊10周年おめでとうございます。今後も貴社の企画力、取材力を存分に発揮され、多くのお客様にPCが持つ可能性や楽しさをわかりやすくお伝え頂けることを期待しております。
  5. 今後もVAIOはお客様に驚きと感動を与え続けられるよう、Visual/Audio技術、ネットワーク技術と、それらを使いやすくするIntelligentなアプリケーションを提供して参りますので、どうぞご期待ください。

デル

■代表取締役社長 ジム・メリット
  1. 第一に、確立した世界戦略を持ったこと。「エンタープライズ」、「中小規模企業」、「ノートブック製品」、「新興国市場」の四大重点分野に経営資源を集中しています。 次に、製品ラインアップを大幅に改善したこと。スタイリッシュでカラフルなパーソナルユーザー向けPC、機能とデザインを兼ね備えたビジネスPC、仮想化やデータセンター効率化に対応するサーバー・ストレージ製品や導入サービスなど、デルの製品・サービスのポートフォリオが今ほど充実したときはありません。そして第三点目は、デル製品・サービスの販路が直販のみから、小売店、販売代理店など、あらゆるチャネルに拡大し、お客様のご購入選択肢が増えたことです。
  2. 日本では、「シンプルで付加価値の高いソリューション」の提供に注力しています。ストレージの仮想化が注目を集め、iSCSIの普及する中、製品・サービスの両面で企業のデータセンター効率化に貢献する、総合的なソリューションを提供していきたいと考えております。
  3. モバイル製品の機能強化、サーバー仮想化、ストレージ統合です。
  4. どのような経済環境の中でも、ITの新しく、「上向き」で「前向き」な話題と情報を提供し続けていただきたいと思います。
  5. デルは、新しい製品やサービスにより、「ITのシンプル化」を引き続き推進してまいります。ぜひ、読者の皆様の声をお聞かせください。
質問項目: 1.御社の10年前からの最大の進化点はなんでしょうか。 2.現在、御社が注力している点はなんでしょうか。 3.今年、最も期待するトピックはなんでしょうか。 4.今後のマイコミジャーナルに期待することはどのようなことでしょうか。 5.読者へのメッセージをお願い致します。

東芝

■PC&ネットワーク社 PCマーケティング部 部長 影山岳志
  1. 最大進化は、AV機能の充実とモビリティの向上です。AVノートは、液晶テレビ並の高画質、地デジ対応、DVDレコーダ並みの録画・再生機能、映像検索機能など機能性が向上し、モバイルは、薄型ドライブやSSDの登場で、高機能PCの軽薄短小化が一段と進みました。10年間で、個人の多様なライフスタイルに合わせて多彩な楽しみ方ができるように、PCは大きく進化したと考えています。
  2. ノートPCのパイオニアとして、AV機器も、半導体も開発しているメーカーという強みを活かし、それら先進技術を生かしたPC製品の提供に尽力しています。具体的には映像処理専用エンジンSpursEngineを応用したAV処理機能や、フラッシュメモリをストレージとするSSD搭載の高性能・高品質PCなどです。
  3. モバイルPCでは、大容量SSDの普及や、高速ワイヤレス通信インフラの拡大に期待しています。当社は業界に先駆けて大容量128GB SSD搭載ノートPCを投入しました。またWiMAXにも、いち早く対応していきたいと思っています。今年は、PCが、いつでもどこでも安心、快適に使える環境が整う一年だと思います。モバイルノートPCを中心として、市場が活性化することを期待しています。
  4. 10周年おめでとうございます。マイコミジャーナルには、これからも総合IT媒体として、幅広い視野・視点から激動するIT業界を緻密に分析し、読者の知的好奇心を満たし続けていただくことを期待します。
  5. 東芝はこれからも、驚きや感動を与えるようなPCの開発に努め、マイコミジャーナルを通して、わくわくするようなニュースを皆様に提供できるようにしていきたいと思っています。期待してください。

日本AMD

■代表取締役社長 吉沢俊介
  1. 1999年、既にAMDは64ビットのx86マルチコア・アーキテクチャのプレビューを行いました。これは現在では最先端のCPUに組み込まれている技術です。その後、AMDは着実に優れたアイディアを現実化してきました。2000年AMD Athlonプロセッサで業界初の1GHz超えを達成、2003年に業界に先がけてx86アーキテクチャの64ビット拡張のAMD64を実装、2005年には業界初のデュアルコア・プロセッサ投入、2007年に初のネイティブ・クアッドコア・プロセッサを発表しました。また、優れたグラフィックス機能が標準搭載されるなどPCの技術革新は飛躍的に進歩し、処理スピードだけでなく、どれだけ個々のライフスタイルにマッチしているか、どんなユーザー・エクスペリエンスがあるかでPCを選択できるようになりました。
  2. エンドユーザーの皆様にとっての一番のメリットとなる、AMDとATIとの統合によるプラットフォーム・ソリューションです。CPUとチップセット、グラフィックをトータルで提供することでATIの最先端のグラフィックス・テクノロジーと革新的なCPUテクノロジーとを組み合わせて提供しています。たとえば「AMD HD!エクスペリエンス」対応PCのように、高度な動画再生性能と省電力性を備えるバランスの取れたPCを、手に入れやすい価格帯でより幅広いユーザーにお届けできるのはAMDプラットフォームならではの強みです。
  3. 45nmプロセス製品群が続々と登場することです。昨年発表したサーバー用プロセッサAMD Opteron搭載サーバーの出荷に加え、年初に販売開始し好評を頂いているAMD Phenom IIプロセッサを投入しました。さらに、Netbookと通常のノートPCの間に位置づけられるAMDの超薄型ノートPCプラットフォーム「Yukon」や「Congo」で実現する、HDも楽しめる性能と省電力性をもち価格も押さえらえたノートPCの発表を控え、ATI Streamテクノロジーによってさらに充実した「AMD HD!エクスペリエンス」にもご期待ください。
  4. 10周年おめでとうございます。今後も、高度で革新的なテクノロジーの話題はもとより、PCをフル活用するライフスタイルに期待が持てるようなクリエイティブなソリューションをより多くのユーザーの皆さんにわかりやすく一緒にご案内していきたいと思っています。PCと家電がますます密接になることで生まれるメリットを業界全体で有効活用し、業界を活性化させていく所存です。
  5. AMDは現在CPUとGPUの統合というビジョンに向かって、まい進しています。これをAMDではFusion(フュージョン)と呼んでいます。GPUとCPUとが最先端技術によってシリコン上で統合されたAPUという新製品などの新しい概念のテクノロジーの登場によって、かつて処理スピードが唯一の差別化ポイントであったPC業界に、新しい価値や基準が生まれています。ユーザーの皆さんが多種多様なPCの選択肢の中から気軽に選んで使いこなせるこの時代にこそ、AMDを選んでいただけるよう新しいソリューションに取り組んでいきます。

日本エイサー

■代表取締役社長 ボブ・セン
  1. 徹底したチャネルパートナーとのリレーションシップに尽きます。弊社はオーバーヘッドの小さな、非常にスリムな企業です。この不況にも強いビジネスモデルこそが進化点だと考えています。
  2. (1)世界標準の価格・性能で使いやすさ(人と技術の壁を打ち破る)を追求した製品づくり。(2)企業ブランド、製品ブランド、そしてソリューションブランドをバランスよくミックスしたブランディング活動にも力を入れています。
  3. モバイルコンピューティングでしょうか。弊社の強みであるノートブック、ネットブック、そしてMID(日本での展開は未定です)を軸に業界をリードしたいと思います。
  4. 今後も各業界・製品の情報を正確にわかりやすく世の中の皆さんへお伝えいただきたいです。
  5. 万人向けではない、ひとりひとりのお客様のニーズに合わせた製品を、スケールメリットを活かした世界標準価格でお届けできるよう日々精進してまいります。

日本ギガバイト

■代表取締役 呂正民
  1. 画期的な品質の改善を行ってきたことにあります。従来他社が試みなかった全く新しい設計方式を使って品質と性能の両面で市場において優位な位置を占めるようになりました。
  2. GIGABYTEが業界で初めて実現した電源層に2オンスの銅箔を採用した「Ultra Durable3」といった新技術を搭載した製品に見られるように、マザーボード技術をリードするコンピューター設計、製造、販売会社になることです。
  3. 昨年(2008年)に発表した新しい技術の2オンス銅箔層基板と省電力、高い電源使用効率、耐久性のあるパーツを使用した製品等、高い品質と、安全性が高く、かつ地球にも優しい製品を開発する点に注目しています。
  4. 10周年を迎えられたということで、心よりお祝いを申し上げます。今後もPCパーツ業界を盛り上げるべく、より多くの製品情報を伝えていただけるよう、貴社の発展をお祈りいたします。
  5. 日頃からGIGABYTE製品をご愛顧いただき、厚く御礼申し上げます。今後更に製品の品質向上と安全性の高い製品をリリースできるよう努力し、マザーボード業界をリードしていけるよう邁進していきたいと思います。

日本ヒューレット・パッカード

■取締役 副社長執行役員 パーソナルシステムズ事業統括 岡隆史
  1. コンパック合併を通じたビジネススケールの拡大に加え、デザイン性を追求したモノ創りへの転換。さらに日本では東京生産「MADE IN TOKYO」も開始し、品質価値を高めました。
  2. HPブランドの向上です。HP=かっこいい、スマートでクールなメーカと認識してもらいたい。また、若者や女性にも好まれる製品を提供していきたい。
  3. ミニノートPCとPavilionのデザイン性と機能/価格バランスを高め、個人向けPC分野でも大きく成長したいと考えています。
  4. 変化の激しい業界で10周年を迎えられたことはすばらしいことです。今後も、常に斬新な切り口でホットな情報発信に期待しています。
  5. HPは「クール(かっこよさ)」「ワオッ(驚きの)」をキーワードに、みなさんの生活を楽しく豊かにする製品を提供したいと考えています。今年もぜひ日本HPにご期待ください!
質問項目: 1.御社の10年前からの最大の進化点はなんでしょうか。 2.現在、御社が注力している点はなんでしょうか。 3.今年、最も期待するトピックはなんでしょうか。 4.今後のマイコミジャーナルに期待することはどのようなことでしょうか。 5.読者へのメッセージをお願い致します。

バッファロー

■代表取締役社長 斉木邦明
  1. 無線LAN製品とネットワーク対応ハードディスク製品(NAS)などネットワーク製品分野が大きく発展、他の分野も順調に伸び、10年間で売上高は2倍以上となり、1千億円を超えています。
  2. 一般家庭でもテレビ、パソコン、ゲーム機などがネットワークに接続し、映像などのデジタルコンテンツを相互に利用する「デジタルホーム」分野です。地デジチューナ、ネットワーク接続ハードディスク(NAS)、それらをつなぐ無線LANなど、更なる普及に期待しています。
  3. インターネット接続を前提としたデジタル家電の普及により、家電とパソコンを同じホームネットワークにつなぐことが一般化すること。外出先でブロードバンドアクセスできるWiMAXのサービス開始。
  4. 今後も旬な情報を提供いただき、デジタル家電/パソコン業界の発展に貢献ください。
  5. バッファローは、「インターネットもっと使いやすく」をモットーにもっと簡単に、もっと使いやすく、デジタル家電やパソコン、ゲーム機などをネットワークして、コンテンツを相互利用できる環境を提供していきます。

パナソニック

■AVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツ事業部 事業部長 高木俊幸
  1. 「レッツノート」「タフブック」シリーズは、「頑丈・軽量・長時間」のコンセプトで、モバイルパソコンに特化した商品開発を行い、お客様の声を伺いながら、本当に使えるモバイルパソコンとして進化を続けています。
  2. 「レッツノート」と「タフブック」の技術を融合させ、ビジネスで本当に使えるモバイルパソコンの開発に注力しています。あわせて、サポートメニューも充実させ、信頼と安心いただけるユーザサポートに取り組んでいます。
  3. 今年3月より、業界初、消毒薬にも強いヘルスケア向けに特化したモバイルパソコン「タフブック H1」を、発売します。タフブックで、医療現場での業務を効率アップし、質の高い看護サービスの提供を支援します。
  4. マイコミジャーナルの10周年、誠におめでとうございます。今後も、PCユーザにとって関心の高い話題を取り上げ、パソコン市場、特にモバイル市場を活性化くださいますよう、期待申し上げます。
  5. パナソニックは、今後も真のモバイルパソコンとして「レッツノート」と「タフブック」の進化を続け、皆様のお役にたちたいと考えています。今後のパナソニックにご期待ください。

PFU

■経営執行役 宮本研一
  1. ここにこうしてコメントを出させていただけるようになったことではないでしょうか? 10年前は、キーボードも販売を開始したばかりで、パーソナルドキュメントスキャナも開発を始めたばかりでした。
  2. パソコン周辺機器に関して申しますと、パーソナルドキュメントスキャナの「ScanSnap」と、コンパクトキーボードの「Happy Hacking Keyboard」です。
  3. 2月に発表しました「ScanSnap S1500/S1500M」ですね。おかげさまで大変ご好評いただいております。
  4. 創刊10周年、誠におめでとうございます。これからも、10年の歴史で培われた深い知識と経験で、先進的な情報のご提供をお願いいたします。今後ますますのご発展をお祈り申し上げます。
  5. いつも弊社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。今後とも"カンタン""スピーディー""コンパクト"の「ScanSnap」とコンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」をよろしくお願いいたします。

富士通

■パーソナルマーケティング統括部 コンシューマPCグループ プロジェクト部長 秋山岳久
  1. 使い方提案と使い勝手の強化です。従来はWordやExcelといった業務用の使い方が中心でしたが、インターネットやデジタル写真の加工、DVDや音楽の再生など、パソコンの利用用途が広がったため、これらの使い方に対応したハードやソフトを用意しています。それと同時に、パソコンの購入者が初心者まで拡大したため、簡単・便利に利用できるよう、使い勝手の強化も行っています。
  2. 自分にあったパソコンが欲しいという、デザインに対するニーズが高まっているため、デザインやカラーリングの強化に注力しています。また、デジタルビデオカメラや大画面テレビの普及にともない、ハイビジョン映像の使い勝手強化に取り組んでいます。
  3. 新しいOS「Windows 7」の登場と、新しい通信サービス「WiMAX」の開始です。
  4. 厳しいPC業界の中、パソコンの活用を推進するような記事の執筆を期待しております。
  5. 当社は、さまざまなお客様に、さまざまな用途でパソコンをご利用いただくために、新しい商品を開発・販売してまいります。今後も当社のパソコンにご期待ください。

プラネックスコミュニケーションズ

■代表取締役社長 久保田克昭
  1. この10年で弊社が扱うネットワーク製品はどの市場でも必要なデバイスになりました。市場の拡大とともに我々はあらゆるニーズを的確に汲み取り、独自のソリューション・付加価値を開発し提供することの出来る企業へと成長を続けております。
  2. 市場の拡大、利用者層の拡大に伴いアクセシビリティに注視し、誰でも容易に扱える製品開発に取り組んでいます。パソコンを知らないユーザーが設定できる、あるいは設定を必要としない製品を目指しています。
  3. NGNやWIMAXなど我々を取りまく環境に大きな変革をもたらす新しい技術には特に注目しています。もちろんプラネックスは新しいインフラと多様なデバイスとのシームレスな連携を実現するために新技術、新規格を積極的に採用します。
  4. マイコミジャーナルでしか得ることの出来ない差別化された情報・コンテンツの拡充に期待します。特に専門性の高い市場に対しても網羅し情報を供給していただきたいです。
  5. We Network Your Entertainment.今後もプラネックスは皆様の楽しさを繋ぐ製品を開発し提供していきます。末永くご愛顧を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

マウスコンピューター

■代表取締役社長 小松永門
  1. 新製品の開発スピードとサポートの向上に注力してきました。最新テクノロジー搭載の製品開発スピードをあげ、BTOにてお客様のご要望にあわせた製品をリーズナブルな価格で展開すると共に、サポートの向上に努め、お客様の満足度を上げていくことに重点を置いてきました。
  2. パソコンの「新しい可能性への提案」を積極的に行っています。ネットトップやネットブックなど市場の拡大に寄与する製品や、Core i7や64ビットOSなどの高性能な製品を積極的に投入していくことで、今までにないパソコンの新しい使い方を提案していけるように取り組んでいます。
  3. OSがWindows7、メモリーが64ビットへ移行し、大容量化・液晶画面のフルHD化等の様々な新技術によるハードウェアパフォーマンスの向上に伴い、よりリッチなコンテンツの取り扱いや高度な領域でのパソコンの利用シーン拡大による需要拡大を期待しています。
  4. 創刊10周年、誠におめでとうございます。スペックなどでは伝わりきらない「新製品の特徴」や「利用シーン」を、ユーザーコミュニティーや記事を通して読者の方々に伝える、お客様と私達メーカー側との架け橋となって頂けることを期待しています。
  5. 新しいテクノロジーが搭載された「起爆剤」ともいえる製品をいち早く市場へ投入し、マーケットを盛り上げていきたいと考えています。今年も続々登場するマウスコンピューターの新製品にご期待ください。

(五十音順、敬称略)

今後とも、マイコミジャーナルをご愛顧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。