FXCMジャパンは3月2日12時、自動売買機能付きのFXシステム・トレード「FX system selector(愛称 : らくちんFX)」のバージョンアップを行うとともに、「らくちんFX」専用オフィシャルサイトを開設する。

「らくちんFX」専用オフィシャルサイト

同社が提供する「らくちんFX」は、Tradency社が開発した、自動売買機能を搭載したシステムトレードツール。常時70以上のシステムプロバイダーが、データ収集、売買判断、注文、決済などの計算の処理を自動で行うシステムを提供する。

バージョンアップでは、複数システムをパッケージ化した「トップポートフォリオ」を提供する。700~800に及ぶトレードシステムの中から、自由に選択してFX取引を行うことができるのがらくちんFXの特徴だが、どれを選べばいいのか分からないユーザにとってはトップポートフォリオの提供により、ユーザの取引額やリスクに応じた組み合わせから選ぶことができるようになった。また、各システムのトラックレコード(過去の売買結果)の表示、「取引履歴」「ポジション・注文」などパフォーマンスタブのソート(並び替え)機能の導入などにより、利便性の向上を図った。

また専用オフィシャルサイトでは、「らくちんFX」を使ったデモトレードコンテストの開催をはじめ、ユーザに人気のシステムを分かりやすく紹介する人気ランキング、動画マニュアルなど各種ページを用意。さらに、3月2日よりらくちんFX単独での口座開設が可能となる。

また同日、FXCMジャパンが口座保有者向けに提供するマーケットニュースサイト「FX Trading Force」のリニューアルも実施する。同サイトでは、元インターバンクディーラーなどの経歴をもつ、為替アナリストやエコノミストらによる為替関連のニュースを24 時間リアルタイムで配信している。リニューアル後は、トップ画面でiGoogle のように、見たい情報を組み替えることができる。また、プレミアムサービス対象のユーザは共同通信社のリアルタイムニュース「Clue for Market」を閲覧することも可能。

同社は「将来的には、オフィシャルサイト上にコミュニティ機能を設置し、お客様同士で情報交換などをできる場へと発展させていく予定」としている。なお、3月1日からは「春のお客様応援キャンペーン」も開催される。