秩父鉄道(埼玉・熊谷)はこのほど、新型電車「7000系」を発表した。4扉ロングシートの大型通勤タイプで、もと東急8500系を改造して3両固定編成としたという。定員は先頭車が136名、中間車が151名。最高速度は時速80km。

秩父鉄道の新車「7000系」

同車両は英語入りの自動放送装置、各車側面の行き先表示、車内LED表示器を設置して旅客案内に配慮したとのこと。また、ドア開閉を予告するチャイムとランプを備えて安全面に向上させたほか、車椅子スペースを用意し、床面には滑りにくい材質を使用するなどバリアフリーに対応したという。

ロングシートの広い空間

中間車には車椅子スペースを確保

扉の上に車内表示器を設置

運転台はワンハンドルタイプ

同車両は2編成用意され、それぞれ3月26日と3月30日より営業運転を開始する予定。同社は運転開始日に合わせて、記念乗車証の配布や記念乗車券の発売も予定しているという。