米エレクトロニック・アーツは、2月18日(現地時間)、数々のアワードを受賞したアクションホラーゲーム『Dead Space』の開発スタジオが制作する新作『デッドスペース エクストラクション(仮)』を発表した。発売はEA Redwood Shores発のタイトルとして、2009年秋に予定している。なお、本作の日本国内での発売については、正式に決定次第、後日改めて発表するとしている。

『デッドスペース エクストラクション(仮)』は、Wii仕様にゼロから開発。『Dead Space』の主人公、アイザック・クラークの採掘船USGイシムラにおけるミッションの前編が明らかになるという。システムは、Wiiリモコンのモーションコントロールを活かした緊迫の一人称視点で、アクション感満載のホラー体験ができるとしている。

物語は宇宙の彼方のスペースコロニー・イージスVIIで恐ろしい伝染病が発生し、数人のスペースコロニストが必死に脱出を試みる、といった内容で、本作には新たに女性の主人公が登場。乗組員が採掘船上で謎の伝染病に感染していく中、彼女を救うことが生存への頼みの綱となることが分かってくる。また、本作には全く新しいキャラクター、武器、敵が登場し、謎解きや協力マルチゲームプレイも楽しめるという。

EA Redwood Shores スタジオのバイスプレジデント兼ゼネラル・マネージャーであるグレン・スコーフィルドは『デッドスペース エクストラクション(仮)』の発表に際し、「『Dead Space』の世界観をさらに拡大し、Wiiで特別な体験を提供できることを楽しみにしています。ニンテンドーのホラージャンルには素晴らしい歴史があり、我々の『デッドスペース エクストラクション(仮)』が、その歴史の1ページになることを嬉しく思います。『Dead Space』を開発している最中に、語られないストーリーが多いことに気付きました。『デッドスペース エクストラクション(仮)』は、ファンの皆さんが期待するような緊迫した環境の中で展開するグロテスクな内容になっています」とコメントしている。