昨年行われた、コントの日本一を決めるお笑いコンテスト『キングオブコント2008』で優勝したコンビ、バッファロー吾郎が18日、東京・吉本興業本社で優勝賞金1,000万円を受け取った。
賞金を手にした木村明浩は「紙って重いんですね。昨日、もらう練習をしたんですけど、ここまでとは」と漏らし、竹若元博も「早く終わってくれないとびしょびしょになりそうです(笑)」と金額の重みを実感している様子。優勝から4カ月を経ての授与について木村は「吉本がいったん銀行口座に入れて、利息がつくまで渡さないらしいんです。僕らの賞金なのに(笑)」と不満を露わにしながらも、「銀座でどんちゃん騒ぎしたいですね!」と喜びを語り、竹若は「そこそこ値が張る絵を買って、眺めていたいですね」とそれぞれが、使い道について語った。
また、優勝後における仕事や生活の変化を木村は「風俗店に行った時に『誰かに似てる!』って言われましたけど。僕らはチュートリアルみたいにはならなかったですね(笑)」と自虐発言。続いて竹若も「変わらないところも結構ありますよ。奈良で営業した時、僕らの出番でお客さんの半分くらいが帰ったこともありました(笑)」と笑わせた。
今年の大会出場は「辞退する」という木村。「今年出場しても、1億%優勝できないですから。僕らがまた優勝した『キングオブコント』自体が終わってしまいますよ(笑)」と謙遜し、竹若は「新しい"キングオブコント"が選ばれた方が盛り上がるんじゃないですかね」と後輩たちの成長に期待しつつ、「僕らは作戦もなく、ただがむしゃらにコントをやってきただけです。今年出場する皆さんも、がむしゃらにコントを楽しんで下さい」とエールを送っていた。
DVD『キングオブコント2008』 |