SBI証券は17日、インターネット株取引「アクティブプラン」の正規手数料を、3月2日の約定分から改定すると発表した。アクティブプランとは、1日に何回取引しても決められた約定代金までは手数料が定額となるプランのこと。
同社が発表した顧客取引動向によると、新規口座開設者の中では投資初心者の割合が増加しており、2008年11月には約77.4%と過去最高を記録。また、取引価格にも変化がみられ、1月の実績では1約定あたりの売買代金は前年同期比で約25.3%減になったという。
このことから、取引実態に即した手数料体系でのサービスを実現するために、手数料の改定を行うとのこと。無料だった10万円以下の現行手数料を見直して100円としたほか、それ以上の価格帯では50円~100円の価格引き下げをなど行う予定。今回の手数料が改定されるのは、インターネット・モバイル端末・IVRシステム取引を対象としたインターネット取引のアクティブプランで、同じインターネット取引の「スタンダードプラン」に関しては現行手数料のままとなる。