三菱電機は16日、衣類乾燥除湿器「サラリ」シリーズ5機種「MJ-H100DX」「MJ-100DX」「MJ-S100D」「MJ-180DX」「MJ-Z70DX」を発表した。発売は3月1日。新製品は、昨年発売された「MJ-H100CX」「MJ-100CX」「MJ-S100C」「MJ-180CX」「MJ-Z70CX」の後継モデル。
MJ-H100DXがヒーター+コンプレッサー式で、MJ-Z270DXがゼライト式、他の3モデルはコンプレッサー式となっている。またMJ-H100DXとMJ-100DXには、除湿/衣類乾燥以外に、スポット冷風/温風機能も搭載されるほか、除湿時に乾燥した冷風と室内の空気を混合することで、室温に近い空気を吹き出す「冷温風ハイブリッドシステム」も採用されている。
新モデルでは、衣類乾燥能力の強化が大きなポイント。搭載されたセンサーによって、衣類が乾燥したら自動停止するという「夜干しモード」を新搭載。同モードでは、コンプレッサー+ヒーター式のMJ-H100DXで約39dB、コンプレッサー式のMJ-S100Dでは36dBという静音運転が可能だ。また、運転中に廃水タンクが満タンになっても、そこで動作を止めるのではなく、送風運転に切り替えて衣類の乾燥を続けることが可能だ。また、MJ-H100DX/100DXには衣類に温風を当てて繊維をふっくらと仕上げる「ふんわり厚手モード」が搭載されている。バスタオルを乾燥させた場合、ヒーターを搭載したMJ-H100DXでは約40%、コンプレッサーのみのMJ-100DXでも約30%、普通に部屋干ししたよりもふんわりと仕上げることが可能という。
また、昨年モデルに搭載されて好評だった「浴室カビガード」も引き続き採用。これは 一定の時間、低湿度状態をキープすることで、カビに低湿度ショックを与え、成長を抑制するというものだ。
型名 | 1日あたりの除湿能力(50/60Hz) | 価格 | 推定小売価格 |
---|---|---|---|
MJ-H100DX | 9L/10L | 7万4,550円 | - |
MJ-100DX | 9L/10L | 6万7,200円 | - |
MJ-S100D | 8.5L/9.5L | オープン | 3万5,000円前後 |
MJ-180DX | 15.6L/17.5L | 7万5,600円 | - |
MJ-Z70DX | 7.0L/7.0L | オープン | 2万7,000円前後 |