日本ミルクコミュニティ(メグミルク)は3月31日、乳飲料「おなかにやさしく」を全国で発売する。紙パック3種類(1,000ml、500ml、180ml)で展開し、価格は1,000mlが273円、500mlが152円、180mlが84円。
同商品は、牛乳を飲んで腹痛などの不快症状を起こす原因となる乳糖を分解しており、約8割カットすることに成功した乳飲料。これにより、不快感を気にしないで飲むことができるとしている。また、同社独自の配合技術を用いて乳糖分解乳特有の甘さを抑え、より牛乳らしい風味に仕上げたとしている。
2008年に日本酪農乳業協会が行った調査において、牛乳を飲まない一番の理由として37%の人が「お腹の調子が悪くなる」をあげたという。同社はこうした結果から、牛乳を飲むと腹痛などの不快症状が出る人に向けて"牛乳らしい"乳糖分解商品を提案することが、牛乳市場全体の拡大に有効と判断したと説明している。さらに、乳糖を分解して吸収しやすくしているため、体内で乳糖をうまく分解できない人でも効率よくカルシウムを吸収することができるとのこと。
また同社では、脂肪分が気になる人に向けたヨーグルト「メタボフリーヨーグルト ガセリSP乳酸菌」を3月24日に発売する。さまざまな健康効果が確認されているという善玉菌・ガセリSP乳酸菌を使い、無脂肪で砂糖不使用ながらほんのり甘い風味に仕上げ、毎日無理なく食べられるとしている。内容量は100gで、価格は110円(税別)。