毎日コミュニケーションズは21日、よくある自覚症状から病気や適切な診療科・専門家を見分けるための書籍『病気のカタログ 症状の見本 正しい医者のかかり方』を発売する。本書は、病気と上手に関わっていくために、必要となる知識を"自覚症状"と合わせて紹介していく。価格は1,995円、ページ数は272ページ。
本書では、頭が痛い、手足がしびれる……といった日常的によく出会う自覚症状と、それに関連する代表的な70の病気について、「受診時の医師への症状の伝え方」「自覚症状から考えられる病気の特徴」「かかるべき診療科・専門家」を一般の人にもわかりやすく説明している。現在、日本の医療は細かく専門分野に分かれている。そうした状況下で、うまく病気とかかわっていくには、「自分の状態(症状)に合った専門家のいる病院を、自分が適切に選ぶ」ことが重要となってくるのではないか。本書は現代の日本医療の状況を的確にとらえた一冊となっている。