東日本旅客鉄道(JR東日本)は3月7日、「常磐貨物線踏破号」を運行する。同社が昨年の11月から不定期に開催する貨物線ツアー企画の第4弾で、今回は常磐貨物線と呼ばれる三河島 - 田端操車場間を組み込んだ新コースという。同区間は1896(明治29)年に常磐線が田端~土浦間で開業した際の区間の一部とのこと。「三河島~日暮里間が1905(明治38)年に開業するまで、常磐線は現在と異なり日暮里に入らず、田端駅に入っていました。現在では田端操から隅田川駅や常磐線に向かう貨物列車が主に走行する路線となっています」(同社)。
同ツアーは上野駅を08:28頃に出発し、取手駅・三河島・田端操車場・大崎駅・新鶴見信号場・尻手駅・浜川崎駅・尻手駅・新鶴見信号場・府中本町駅・西浦和駅を経由して、大宮駅に13:55頃着の予定。南武線の支線の一部、新鶴見信号場 - 尻手間を結ぶ通称「尻手短絡線」にも乗車できるという。使用車両はお座敷列車「華」とのこと。「上野駅を出ると大宮駅着までドアは開きません」(同社)。料金はおとなが1万1,500円、中学高校生は1万1,000円、こどもは9.000円。料金には乗車券、急行券、グリーン券のほか、記念弁当、記念乗車証明書、鉄道博物館入場券(引換券)、鉄道ミュージアムショップ利用券(1,000円分)が含まれる。1名から申し込み可能で、発売開始は13日の14:00~。申し込み方法など詳しくはこちら