IPA(独立行政法人情報処理推進機構)およびJPCERT/CC(有限責任中間法人 JPCERTコーディネーションセンター)は12日、メールソフト「Becky! Internet Mail」におけるセキュリティ上の脆弱性に関する注意喚起を発表した。
発表によると、Becky! Internet Mailにおいてメール送信者からのメールの開封確認処理にバッファオーバーフローの脆弱性が存在し、これを悪用することで任意のコードが実行されてしまう可能性が存在する。
対策方法としては、「ベンダが提供する対策済みバージョンに更新する」こと、としている。開発元のリムアーツでは、「Becky! Ver.2.48.02以前のバージョン」を使用している場合は、「Ver.2.48.03、あるいは、Ver.2.50正式版(RC版は非対応)以降」へのアップデートを促している。