ヤマハ発動機は10日、50cc水冷4ストロークエンジンを搭載した原付スクーター「ビーノ XC50」のカラーリングを変更し、2009年モデルとして3月10日に発売すると発表した。価格は19万3,200円から20万1,600円。また、フロントバスケットを標準装備した「ビーノ モルフェ XC50H」を追加設定し、4月10日に発売する。価格は19万9,500円。

ビーノ XC50 ※新色ビビッドオレンジソリッド2

ビーノ モルフェ XC50H ※グレーイッシュグリーンソリッド3

ビーノは、レトロなスタイリングが特徴で初代モデルは1997年3月の発売されている。08年モデルからF.I.(フューエルインジェクション)と、オイルダンパー式フロントフォークを採用した。

新モデルは、標準モデルの「ビーノ XC50」のほか、リモコン機能付き「ビーノ XC50R」、メッキの外装パーツを充実させた上級モデル「ビーノ XC50D」の3タイプ。ボディカラーは、「ビーノ XC50」がオレンジとベージュの2色、「ビーノ XC50R」がホワイト&ブラックとブラックの2色、「ビーノ XC50D」はピンク ダークブラウン、レッドの3色となる。

「ビーノ モルフェ XC50H」は、「ビーノXC50」シリーズをベースに、籐かご調の巻き取り式シャッター付きフロントバスケット、インナーポケット、大型コンビニフックなどを装備し、利便性を高めたモデル。ヘッドライトを低位置にマウントし、シートとフロアマット色はフロントバスケットと同色のダークブラウンを採用した。ボディーカラーは、グリーン、シルバーブルー、ピンクの3色が用意されている。

「ビーノ」シリーズの主な仕様は、全長1,675mm×全幅630mm×全高1,005[1,025mm]mm、軸間距離1,160mm、シート高715mm、車両重量80kg[84kg]、水冷・4ストローク SOHC単気筒エンジン、排気量49cm3(ボア×ストローク38.0mm×43.5mm)、最高出力3.1kW(4.2PS)/8,500rpm、最大トルク3.9Nm(0.40kgm)/6,500rpm、セル・キック併用式スターター、タンク容量4.5L、タイヤサイズ:前90/90-10 50J(41J) 後90/90-10 50J(41J)。[]内はビーノ モルフェ XC50H。

ビーノ XC50 ※ライトイエローイッシュグレーソリッド4(左)とビーノ XC50D ※ダルレッドメタリックT(右)

ビーノ モルフェ XC50H ※ペールパープリッシュブルーメタリック3(左)とダルレッドメタリックT(右)