ニコンの子会社であるニコンイメージング ジャパンは9日、ニコンDXフォーマットを採用したデジタル一眼レフカメラ「D300」「D90」「D60」などの専用標準単焦点レンズ「AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G」を発表。発売は3月6日で、価格は35,070円。
AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gは、同社で初めてDXフォーマット専用に開発した小型・軽量の標準単焦点レンズ。撮影画角は35mm判換算52.5mm相当で、「M/A」と「M」の2つのフォーカスモードを備えている。
同製品では、非球面レンズを採用した新設計の光学系による優れた描写性能が特長。小型の超音波モーター(SWM)を搭載し、静粛性が高いオートフォーカスを可能としている。また、f/1.8の大口径レンズとしたことで、光量が少ない室内などの撮影に有効となっている。
主な仕様は、焦点距離35mm、最大絞りf/1.8、最小絞りf/22、レンズ構成は6群8枚(非球面レンズ1枚を含む)、画角44度、最短撮影距離は0.30m、絞りの羽根枚数7枚(円形絞り)、アタッチメントサイズ52 mm、サイズは約70mm(最大径)×52.5mm(バヨネットマウント基準面からレンズ先端まで)、質量約200g。付属アクセサリーは、52mmスプリング式レンズキャップ「LC-52」、裏ぶた「LF-1」、バヨネットフード「HB-46」、ソフトケース「CL-0913」。