5pb.は、小説やTVアニメで人気の『伯爵と妖精』をプレイステーション 2向けにゲーム化。『伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて』として2009年4月30日に発売する。価格は限定版が9,240円で、通常版が7,140円。

集英社コバルト文庫より刊行されている谷瑞恵氏が原作の人気小説で、TVアニメも話題となった『伯爵と妖精』が、今度はPS2向けのゲームとなって登場する。TVアニメ版と同じ緑川光、優希比呂、杉田智和といった豪華声優陣を起用しているのがポイントで、ゲームのストーリーは完全書き起こしとなっている。

■PS2『伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて』ストーリー概要
19世紀ロンドン。リディアは妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。妖精が大好きなリディアは妖精博士(フェアリードクター)を志していたが、依頼がまるで来ずやるせない日々を送っていた。
ある日、エドガーと名乗る青年から自身の伯爵としての身分を明かすための、妖精メロウの宝剣探しの依頼を受ける。リディアは胡散臭いと思いつつも契約し、なぜかところ構わず口説きまくるエドガーに振り回されながらも無事に依頼を達成する。
この依頼をきっかけに、リディアは青騎士伯爵となったエドガーに気に入られ、伯爵家専属の妖精博士として雇われることとなった。

隙あらば甘い言葉で口説いてくるエドガーと共に、リディアは戸惑いながら、妖精に関するさまざまな依頼をこなしていく――。

ストーリーは、エドガーが青騎士伯爵となり、リディアが妖精博士として雇われているところから始まる。妖精に関する大量の依頼の手紙を、プレイヤーは妖精博士のリディアとなって、エドガーたちと一緒に解決していく。依頼の内容は深刻なものからかわいらしい(?)ものまで複数用意されている。

注意しなければならないのは口説き魔伯爵のエドガー。依頼の成否は選択肢次第で決定する。ときにはエドガーたちの協力も得て、依頼を成功させなければならないが、もしエドガーの甘い言葉に惑わされ、リディアが口説き落とされてしまうと、仕事が手につかなくなってしまい、依頼失敗(ゲームオーバー)となってしまうのだ。


登場キャラクターを紹介

■リディア・カールトン
妖精の姿が見え、話もできる『妖精博士 (フェアリードクター)』の17歳の少女。負けん気が強く物怖じしない性格だが、根からのお人よし。父親に会うためロンドンに向かう途中でエドガーと出会い、事件に巻き込まれてしまう。エドガーの甘い口説き文句にいつも振り回されている
■エドガー・J・C・アシェンバート 【cv. 緑川光】
伝説の『青騎士伯爵』を名乗る、金髪と灰紫 (アッシュモーヴ)の瞳をした美貌の青年。自分の身分を証明するメロウの宝剣を探すため、リディアを妖精博士として雇う。狡猾な頭脳とノブレス・オブリージュ (貴族の義務)を持ち合わせ、本物の貴族にしか見えないがその正体は……
■ニコ 【cv. 優希比呂】
リディアの相棒の妖精。元々はリディアの母の相棒だった。猫の姿をしているが猫扱いされるのを極度に嫌い2本足で歩く。身なりや食事にうるさく紳士を気取っている。リディアのことを気にかけているが、都合が悪くなると姿を隠す事がある

■レイヴン
【cv.杉田智和】

■ユリシス
【cv. 宮野真守】

■ポール・ファーマン
【cv. 神谷浩史】

■ケルピー
【cv. 子安 武人】

なお、PS2『伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて』は通常版と限定版の2ラインナップとなっており、限定版には「オリジナルサウンドCD」「シーリングスタンプ(指輪型)」「キャラクターデザイン・総作画監督の藤井まき氏による描き下ろし化粧箱」などが特典として用意される。また、TVアニメ版でエンディングテーマを歌ったエドガー役の緑川光が主題歌を担当することも発表されている。

ゲームタイトル 伯爵と妖精 夢と絆に想いを馳せて
対応機種 プレイステーション 2
ジャンル 恋愛&ファンタジー アドベンチャー
発売予定日 2009年4月30日
価格 9,240円 (限定版)
7,140円 (通常版)
CEROレーティング 審査予定
発売元 5pb. 販売元 Genterprise
(C) 谷 瑞恵/集英社・アシェンバート伯爵家
(C) 5pb. Inc.
※画面はすべて開発中のものです。