プジョー・シトロエン・ジャポンは9日、コンパクトな5ドアハッチバックモデル「207」のベーシックモデルを一新し、約15万円相当の装備を追加しながらも、価格を据え置きとした「207 フェリーヌ (207 Féline)」を発表した。発売は2月16日で、価格は239万円。
207シリーズはハッチバック、ステーションワゴン(SW)、クーペ・カブリオレ(CC)と3種類のボディをもち、プジョー販売台数の約6割(2008年1月~12月)を占める、プジョーの基幹シリーズである。
今回導入される207フェリーヌは、ベーシックモデル207(1.6L/103kW/5ドア/4AT)の仕様を一新したモデル。同シリーズのスポーティモデルに採用されている17インチアロイホイール、GTiタイプ ステアリングホイール、アルミペダル、固定式ディレクショナル・ヘッドランプ、バックソナー等の計10アイテム、15万円相当の装備品を追加しながらも、価格を207と同様の239万円に抑えた。
207フェリーヌの導入により、ベースモデルとなる207の5ドア、4AT仕様は「フェリーヌ」に変更されるが、MT仕様は従来どおり207で販売される。