ヤマハ発動機は6日、電動アシスト自転車に関する法令改正に伴う新基準に対応した電動ハイブリッド自転車「PAS」シリーズの最上位モデル「PAS リチウムL」と「PAS CITY-S リチウムL」、エントリーモデルの「PAS リチウムT」を発表した。発売は4月6日。価格は「PAS リチウムL」と「PAS CITY-S リチウムL」が12万9,800円、「PAS リチウムT」が8万6,800 円。
今回発売された「PAS」は、時速10km未満で人力 対 アシスト力が1:2以下という新基準(従来は時速15km未満で最大1:1以下)に対応した電動アシスト自転車。新基準対応PASはすでに、Sバッテリー(4.0Ah)搭載モデルが3モデル、Mバッテリー(6.0Ah)搭載モデルが2モデル発表されているが、今回の3モデルを合わせて、計8モデルのラインナップとなる。
「PAS リチウムL」と「PAS CITY-S リチウムL」は、PASシリーズ最大容量となる8.1Ahの大容量バッテリーを搭載した。バッテリーには互換性があり、異なる容量のバッテリーも使用できる。PAS リチウムLは、アンダーボーン型の乗りやすいフレーム形状を採用し、ホイールは24型と26型から選択できる。PAS CITY-S リチウムLは、27型のホイールと、ストレートな2本フレームを採用した。
「PAS リチウムT」はPASシリーズ初となる2.9Ahのバッテリーを採用し、価格を抑えたエントリーモデル。ホイールは26型と24型が用意される。
各モデルとも、従来モデル同様、ギヤポジションや速度などにより最適なアシスト力を供給する「S.P.E.C.3」や、3種類の走行モードなどを装備している。ボディカラーは、PAS リチウムLがダークブラウン、ライトパープル、シルバーの3色。PAS CITY-S リチウムLがナイトブラック、パールホワイトの2色。PAS リチウムTが、シアンブルー、モンブラン、レッド、シルバーの4色。